やべぇ~、勝っちゃった…(笑)
2022年3月13日(日)。練馬区営グラウンドにて東板橋シニアさんを相手に春季東東京支部大会3回戦を戦った。正直、「今年の東板橋さんには勝てねぇだろうなぁ」って思ってた。その見解は間違いじゃなかった。東板橋さんの選手達の身体つき、試合前のシートノックの動き、野手陣の肩の強さ、打席に入る前のバットスイング、どれをとっても我がチームより1枚も2枚も上だと思った。でも試合に勝ったのは我がチーム。野球って面白いスポーツだ。
でもやっぱり確実に我がチームの選手達が成長していることも事実だ。経験を重ねて来たためか物怖じしなくなってきた。プレーすることに怯えていない。心を充実させて、勇気を持って立ち向かっていっている。本当に逞しくなってきた。木村のタイブレークの1イニングを含めた8回73球完封は見事という他ない。本格的に投手の練習を始めてまだ5ヶ月程度だが、チームを勝利に導いている姿はもうエースの風格だ。ただやはりカバーリングを怠っていたり、走者を背負った時の投球など経験が浅いが故の課題もあるが、それを補って余りある投球を披露してくれている。
小澤が決勝打っ! 遅いっつーの(笑) どんだけ待たせんだよ汗 でもあそこで小澤が打たなきゃここまで一年生から期待して我慢して起用してきた意味がない。とうとうやってくれた。しかも自分の誕生日を自ら祝うなんて、演出家だな~。毛利山のバースディソングのタイミングも見事っ!本当にアイツのキャラでチームの雰囲気が良くなる。とっても素敵なキャラだ。今や「ツーアウト~~~」はチームに勇気をくれる魔法の言葉だ(笑)
チビレンジャー達の奮闘も大したものだ。あれだけ守ってくれるとちょっと先発を外せなくなってきた。今日の試合は守り勝った。こんな勝ち方をほんの数か月前まで誰が想像出来たことだろう。秋季東東京支部大会、練馬区長杯、オープン戦と、あれだけ守りのミスを連発してきたチームだったのに、この春は2試合でエラーが2つしかない。学童野球か草野球みたいだったゲームが本当に大人な野球のゲームになってきた。これを成長と言わずして何と表現する。故野村克也氏の本に「失敗」と書いて「せいちょう」と読むと書かれていたが、まさに失敗を重ねて成長してきた。
ベンチの雰囲気もとてもいい。選手達に余計なストレスがかかっていない。苦しい場面も多いが選手達が楽しそうにプレーしている。私が監督になって6年追い求めてきた選手達の姿が今ここにある。それにはコーチ陣の理解が欠かせない。試合中に怒鳴り声をあげて怒る人はもう誰もいなくなった。「野球を楽しむ」というコンセプトのもと、「東京イズミーランド」の構築実現が現実味を帯びてきた。
来週は関東大会代表決定戦!練馬シニアさんは強敵だけど、最高の舞台を存分に楽しもう!