2022年3月20日(日)。
春季東東京支部大会準々決勝。関東大会出場権を懸けて、強豪練馬シニアさんと戦った。結果は残念ながら4対8で敗れ悲願の関東大会出場権獲得は、再来週4月3日(日)に行われる敗者復活4回戦対足立中央戦によることとなった。
1回戦と3回戦で状態の良かった木村が今一つボールが走らず苦しい投球となった。彼の好投がここまでの勝ち上がりをいかに支えていたのかがよく分かった。やはり野球はピッチャーだ。知っていたけど再確認。それでも打たれながらもよく守っていた。4回裏に加納が魅せた二遊間のプレーはもうスーパープレーだ。徹底出来なかったのは外野のポジショニングと、オープン戦から課題として取り組んできた投内連携の部分。1回戦と3回戦ではこのミスが無かった。同点で迎えた4回裏に先頭打者を四球で出塁させ、次のバント処理をミスして無死1・2塁としてしまった。そこから3失点。力のある投手を後ろに残す練馬さんの戦い方から考えれば、この中盤で3点勝ち越されたのは敗戦を招く最大の要因イニングとなった。外野のポジショニングに関して言えばそれはベンチのミス。1回戦と3回戦ではハマっていたがこの試合は上手くハマらなかった。
負けはしたけど我がチームの選手達の確かな成長を今日も感じることが出来た。一戦一戦着実に上手くなっている。強豪練馬シニアさんを相手に臆することなく堂々とこの代表戦を戦っていた。正直に言うと東板橋さんに勝利することも、この練馬シニアさんに互角以上のゲームが出来るとも思っていなかった。今村がまだ完全復帰出来ていないし、経験の浅い選手が多いのもあって走塁の部分だったりまだまだ伝え切れていないことが多く、チームが出来上がっていない状態で春の大会に入った。得点パターンも確立出来ていないし、身体の成長が間に合っていないが故の守備の不安もまだまだある。春の大会は多くのチームがそうだと思うが、オープン戦で負け続けだったこともあって私自身がなかなか自信を持てずにいた。実際に大会に入る前は本当にチーム力は低かったと思う。しかし初戦の板橋戦に勝利して選手達が自信を持ち始めた。そして試合を戦うということの意味を少しずつ分かり始めた。大会を通じて少年から青年へと心が成長している。そして私自身も「こういうことがこの活動の本当の意味なのだ」と選手達に教えられている。
さあ、再来週は泣いても笑っても2022年春季東東京支部大会最終戦だ。公式戦を4試合戦えるって、本当に選手達にとってもチームスタッフにとっても、そして父兄にとっても財産だと思う。悔いのない試合をしたい。ま~た俺はこの試合みたいに吐きそうになるくらい緊張するんだろうなぁ~(笑)。でもそれがたまらなく面白い。男と男の真剣勝負の場。こんなに面白い場所はない。だからこの活動がやめられない(笑)。