2022年4月24日(日)

 

 オープン戦 対常総シニア。

 

 夏の大会まであと2週間と迫ってきたっ!今日の常総さんと29日の足立さん、3日の立川さんのこの3戦しかもう残されていない。その中で一番勝利する可能性の高いオーダーとはどういう9人なのか?または継投パターンや代打、それによって代わって入る守備固め他、一体誰がその役割を担うのがこのチームにとっての最適解なのか?それを見極める最後の機会だ。

 

 1年生が猛アピールだ。今月頭に入団式を行ったばかりの新1年生。先週3年生と一部の2年生が城北ブロック大会を戦う一方で、残りの2年生と1年生は冨士見シニアさんとのオープン戦を行っていた。その内容をコーチから聞いて1年生を3名、今日の試合で先発させ、途中出場を含めると9つのポジションのうち4つを1年生が埋めた。2学年上の選手を相手に堂々とプレーし、今後一体どんな選手に育っていってくれるのだろう?とワクワクさせてくれるような内容だった。同時に2週間後に迫る夏の大会でも十分に戦力になりうることを確信させてくれた。その1年生が3人先発フル出場したチームで、5対0のノーエラーゲームを演じ完封勝利していることが何よりの証拠。そして5得点のうち2得点は1年生2人のタイムリー2本によるものだ。

 

 ただ本心は3年生と2年生に頑張って欲しい気持ちの方が強い。春の東東京支部大会で頑張っていた姿を見ているし、それで2戦勝利出来たことも忘れる訳がない。なるべくなら最上級生に一桁の背番号を渡したいし、3年生がレギュラーとして活躍して欲しいと思っている。より長く一緒に時を過ごした選手達の方に情が沸くのは、私の中では自然なこと。でもチーム勝利よりも情を優先するわけにはいかないのも事実。「夏の大会のメンバー決めは、監督として一番やりたくない作業」って高校時代の恩師が言ってたけど、本当にその通りだと思う。

 

 野球はとっても面白いスポーツだけど、日本の野球界は厳しい世界だ。私自身が大学時代、3年下積みを続けてようやく4年生になって勝負出来るかな?ってなって、でも結局1年生がメンバーに選ばれるっていう経験もした。結果が全ての世界だから、それが嫌ならそれ相応の結果を出せるように自分が努力するしかない。その結果を招いているのは他の誰でもない自分自身なのだ。大学4年生だった私はそれをなかなか受け入れられなくて愚痴ばかり言っていた。今思うと「そんな暇があるなら練習していれば良かった」と後悔している。人は上手くいかない時に自分の行動を正当化し、他人のせいや環境のせいにして「自分は悪くない」という方向に持っていこうとしてしまう傾向がある。でも人間なんだから失敗するのは当たり前で、「自分は悪くない」って言い張るよりも、「ごめんなさい」って素直に謝って、この失敗を招いてしまった原因はどこにあったのか?と自己分析した方がよっぽど次に繋がる。「悪い結果を招いた原因は自分自身にある」と思える人は、そこを改善する努力をするから成長していける。今は本当にそう思う。大学生の自分に教えてあげたい。

 

 そう言えば今日はチーム創設時からチームを陰で支えてきた元事務局長・現父母会長の小川由美子さんの70歳の誕生日だった。古希のお祝いを新宿のとある和食ダイニング店で家族で行った。私の4歳の息子と、妹の2歳と4歳の子供、併せて3人がはしゃぎまくってうるさくてもう大変だった。でも孫の顔を見せてあげるのが何よりのお祝いで、長生きしたいって思わせることだと思った。孫3人に囲まれたジイとババの顔を見て、とっても幸せな気持ちになった。孫たちの歌う「ハッピーバースデイ」には、誰が聞いてもホッコリさせられると思う。小川由美子さん、70歳おめでとうございます。これからも長生きして東京和泉シニアを見守っていて下さい。我々がその魂を引き継いでいけるよう、頑張っていきます。

ページツリー

ページ最上部へ戻る