2022年7月10日(日)。
オープン戦 対荒川シニア 東京和泉シニアG
3週続けて強豪チームとのオープン戦。「6月末からの強豪4チーム相手に、どれくらいのゲームが出来るかが秋の大会に向けての一つの指針になる」と選手達に話してきたが結局3連敗。これで残すところあと1戦。今のところ力の差を見せつけられている。
しかし今週の荒川さんとのゲームも先週の上尾さんに引き続き選手達にとってはとても良い経験になったと思う。この秋についての我がチームは「まだ身体が成長し切っていない選手が多く、バットが振れないからなかなか打って得点していくことが難しい。そのかわり守ることにおいては計算できる選手がいるので、まず守って、そしてバントと走塁で攻めていこう」という話しをして新チームをスタートさせた。「これが出来たら関東大会の代表権もとれる」とまで言った。
今日の荒川さんはまさしくそのゲームをしていた。
投手を中心にしっかりと守り、バントで相手野手のミスを誘い、勝負所で1本打つ。7イニングを通しても6安打と、そんなに打ってはいないが7得点されてしまった。まだ7月のこの時点でチームとしてそれを実践出来るのだからやはり力のあるチーム言える。野手の足の運びが力強く、そして投げるボールにも力があった。「守る」土台としての身体の力がある。バントも右打者が3塁側にきっちり決めてきた。中学生が守りづらい攻め方であった。私はまさしくこの野球をこの秋のシーズンで実践したいと考えていた。いいモデルとして選手が体感出来る本当に良い機会だったと思う。
しかしそんなとっても良い機会に恵まれたのに、その一日を全て台無しにする出来事が活動終わりにあった。
試合が終わって捕食を摂り、グラウンド整備して片付け…。これに1時間半かかった。訳が分からない。ずっと黙って見ていたがグラウンドを歩いている者、道具者の横で座って何もせず喋ってばかりいる者…。誰一人としてとてもとても急いでいる雰囲気は見られなかった。選手達が捕食を摂っている時からお父さんやお母さん方は手伝ってくれていた。外野のネットやベースの片付け、テントの片付け他、これだけ手伝ってもらっていて何故選手達は動かないのか?自分達が試合をしたのではないのか?どれだけ甘えれば気が済むのか?
それにオープン戦はお父さんやお母さんの協力なしでは成り立たない。乾いたグラウンドに水を撒いてくれたのは誰?審判をしてくれたのは誰?アナウンスしてくれたのは誰?お弁当を作ってくれたのは誰?行き帰りと車を運転してくれるのは誰?
その協力してくれている人達に少しでも感謝の気持ちがあったなら、早く片付けて少しでも早く帰れるようにしようとは思わないのか?こんな暑い中、一日中グラウンドにいることは当たり前じゃない。そういうことが分からない人間は野球なんかやる資格がない。このことについては本当にガッカリした。こんなことをしていては到底荒川さんみたいなチームに勝つことなんて出来ない。そんな甘い世界じゃない。強くなる集団は、こういった無駄な時間をなるべく短くして、余った時間で練習しようとする集団だ。1日の時間をマネジメントすること、それはすなわち1年間をマネジメントすることでもある。
また私は「急ぐ習慣をつけなさい」といつも話している。野球は常に競争を強いられるからだ。内野ゴロをアウトにするにはランナーとの競争に勝たないといけない。普段から急ぐ習慣を持っている人は急がなければならない場面で落ち着くことが出来るが、その習慣がない人は急ごうとしたとき慌ててミスをしてしまう。今日のバント処理でミスしたそのままの姿である。
そしてこういう事が最後まできっちり出来ないチームは2死から失点したり、最終回に逆転負けしたりする。最後まで諦めない気持ちとか、最後までボールを追う気持ちとか、最後まで走り切る気持ちとか、そういう気持ちが奇跡を呼ぶが今のチームはその真逆。ここ一番という場面でヒットを打てない選手達だし、ここ一番の場面でエラーをする、打たれる、踏ん張れない、守り切れない集団だ。最後までしっかりやり切るという粘り強い心が無いからだ。
練習も同じだ。朝のダッシュ1本とってもそう。最後まで走り切っている選手の方が少ない。コーンの手前で抜いている。最後までやり切らない習慣がプレーに出ている。
いつも言っているが野球の試合の結果は毎日をどう生きているかの結果だ。3連敗はそういう毎日しか過ごしていないという現れだ。少しでも「悔しい」という気持ちを持ってくれているのだろうか…?帰りの様子を見る限りじゃ私にはそう映らなかった。
負けることを嫌う、戦う集団になって欲しい…。