2022年9月11日(日)
秋季東東京支部大会敗者復活2回戦 対東練馬武蔵シニア
また負けた…。
こんなに負け続ける監督は本来ならとっくにクビだろうな…。勝負の世界に生きている以上、組織がそういう判断をするならばいつでもそれを受け入れる覚悟だ。両親が立ち上げたチームで未だに父親が会長という立場だから、どうしても世間から私はそう見られないが、親に「守られて」監督するつもりは毛頭ない。
ただ私自身から辞めるというのは「逃げ」になる気もする。「責任とって辞める」なんてよく言うけれど、責任は「とる」モノではなくて「果たす」モノ。チーム存続の為という想いもあるが、何よりも私自身が「この子と一緒に野球がしたい」と想い手紙まで書いて我がチームに誘った選手達がいる。その選手達を立派な青年にして高校野球界へ送り出す。私にはその責任がある。だからこそ勝たなければいけない。勝負事は勝たなければ面白くない。チームスタッフも選手も各家庭も、勝たなければ幸せになれない。
この試合もイニングスコアだけ見れば序盤から中盤にかけては五分の戦いが出来ていたようにも見える。しかし各選手のバットスイングの強さ、足の速さ、肩の強さ、選手層の厚さ、どれをとっても我がチームは遠く及んでいない。逆によく中盤までゲームをつくれていたなという印象。それも大下の特徴的なストレートに相手打線がコンタクト出来ないでいたのが原因で、もう少し力のある打線が相手だったら早い段階で捕まっている。とてもとても東東京を勝ち抜けるチーム力はまだ無い。
もう負けるのは嫌だ。本当に嫌だ。だから来春・夏に向けて鍛える。試合後に坂東へ移動してミーティングをした。来春の東東京支部大会までのスケジュールとそしてテーマを決めた。テーマは「全力」。「全」には「全開で全員で全部頑張る」の意味を込めて。「力」には「肩力、打力、走力を鍛える」の意味を込めて。
★春までの課題
①バットを振れる力をつける
②盗塁が出来る走力をつける
③スローイングを安定させる肩力をつける
④二人目のピッチャー
⑤大下はスーパーエースになる
⑥怪我をしない身体づくり・管理
当分の間、オープン戦を組まないこととした。試合に負けた数時間後からオープン戦のご依頼を下さった数チームの監督さんには本当に申し訳なかったが、怪我人も多い現在のチーム状況も加味してお断りをさせて頂いた。10月半ばから1年生大会、11月下旬には練馬区長杯といった大会もあるし、12月は卒団式やOB戦、体験練習会といったイベントもある。だから土日に秋ヶ瀬・坂東と練習出来る時には、実践よりも野球をプレーする上で基礎となる身体のパワーを身に付けることに重きを置いて活動していく。
2023年春季東東京支部大会はおそらく約5ヶ月後の2月12日(日)に初戦が組まれることになるだろう。それまで、長い冬になる。