2022年10月23日(日)。
東東京支部一年生大会交流戦 対荒川シニア
先週は試合中の「中弛み」を反省点とした。今週は「中弛み」ではなく、「試合の入り」が反省点となった。
「気合いを入れる」とか、「モチベーションを上げる」とか、「緊張感を持つ」とか、よく聞く言葉だしゲームを戦う上で当たり前のことのように感じもするが、実はこれが意外と難しいことである。しかし難しいからこそそれが中学生のチームで実践出来たら、とても大きなチーム力となる。
そもそも試合当日にどのようなメンタリティーで臨めるかどうかは、「それまでの毎日をどのように過ごしているかが大きな割合を占める」と私は思っているので、試合前の準備として出来ることは限られる。グラウンドに立った時点で勝敗はほぼ決まっている。ただもし相手が過ごしてきた毎日が同じ意識レベルのものだったとしたら、試合前の準備が勝敗を大きく左右することは言うまでもない。ウオーミングアップ、キャッチボール、トスバッティング、シートノックという流れの中で自らを高めていき、エンジン全開でプレーボールの声を聞くことはやはり大事にしたい。負けたら終わりのトーナメントで「立ち遅れ」が原因で負けたとあっては後悔してもし切れない。
先週の練馬シニア戦に比べて試合前の空気が冷めているように感じた。それが序盤の試合運びの悪さに少なからず影響したように思う。初回、レフトのエラーで無死2塁のチャンスをつくったが、続く2番打者の打席で3盗を試みて誘い出され、牽制死となってしまった。結果初回の攻撃を3人で終えることになりその裏の守りではエラーを連発。2失点して初回を終えて0対2のスタート。最悪な立ち上がりになった。
初回の3盗を試みることは決して悪いことではない。隙があるなら常に次の塁を狙うべきだし、走っちゃダメな場面など無い。ただアウトになっちゃいけない場面はある。
先頭のレフトフライをエラーして無死2塁。続く2番打者に対しても2ボールとなった。3球目を投じようとセットポジションに入りモーションを起こす前にスタートを切ってしまった。ピッチャーが苦しんでいる時に何もわざわざアウトになるリスクを冒してまで走らなくてもいい場面だ。こういった試合状況を頭に入れながらダイヤモンドを走ることを「走塁」という。つまり野球をよく知っていないと「走塁」は出来ない。まだ一年生大会なのだから知らないことがあって当たり前。例えそれを知っていたとしても塁上で状況を整理して走れるようになるには沢山の経験が必要。こういった失敗を糧にして一つ一つ覚えていってもらいたい。
残念だったのはその裏の守り。無得点に終わったにも関わらず、とてもとても締まりがない。ピッチャーの7球の投球練習からも、野手陣のゴロ捕球や送球からも、緊張感を感じない。相手チームの緩慢な守備や投手能力を見て油断していたのか何なのか分からないが、これでは失点してしまうと予感した。そしてその通りになった。先週の練馬戦に続きやはり怖さを知らな過ぎる。野球をナメている。
さらに劣勢になるとベンチも静まり返ってしまう。まさに陰キャ(笑)。優勢の時は誰だって楽しいし明るくいられるし、陽の空気感があるのは当たり前。人生80年生きるうちのたった2時間だ。苦しい時こそ元気を出し、劣勢を跳ね返すエネルギーを作り出す、常に陽キャでいられなきゃ野球の試合に勝利することなど出来ない。
先週はしっかりとアクセルを踏んでゲームに入ったが、途中で緩めてしまった。今週はアクセルを踏み切らずにゲームに入り踏み直した。3回以降に得点してからは26期生らしいプレーが随所に見られ、いつも通りのゲーム運びが出来ていたと思う。
やはり公式戦は沢山のことを学ばせてくれる。1年生達はこの2試合の経験を生かして11月下旬に開催される練馬区長杯で存分に力を発揮して欲しい。そして1年生大会に力を貸してくれた2年生に感謝したい。また大会当番に応援他、骨折って下さった2年生のご父兄の皆様にも重ねて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。学年の隔たりなく、ただモラルを持って、皆で一つのチームとして良い活動が出来るよう今後とも宜しくお願い致します。