2024年4月7日(日)

 

 オープン戦 対深谷彩北シニア 0対2 ● @深谷彩北シニアG

 

 この度の週末、新年度のチームスタートということで、我がチームの28期生となる新1年生がみな集合しての初めての活動となった。体調不良者や中学校の入学式となった選手、あるいは家庭の事情で活動に参加出来なかった選手もいたので、全員集合とまではいかなかったものの、真新しい練習着に身を包んだ新入生の初々しい姿を見て、東京和泉の新たな歴史がまた始まることを実感し胸を躍らせた。

 

 6日(土)は新しい年度のスタートに相応しい場所での活動となった。9期生OBである木南が所属する日本通運さんのグラウンドにお邪魔して9時~13時の活動をさせて頂いた。残念ながら前日の雨により内野は使用不可となってしまったが、室内練習場と外野、そしてブルペンを1箇所お借りして、中学生には十分すぎる贅沢な時間を過ごさせて頂いた。環境が充実しているから午前中のみと言っても練習の内容は濃くすることが出来る。毎度毎度あんなに素晴らしい環境で野球が出来るハズは無いのだが、新1年生はもちろんのこと、2~3年生も喜んでくれたことと思う。選手達の嬉しそうな顔を見るのが私の一番の喜びだ。だがこんなことが出来るのもOBのお陰だ。要するに東京和泉が27年活動してきた歴史の証とも言える。現役の中学生もいつか立派な社会人になって、東京和泉に力を貸してくれたらと思う。

 

 7日(日)は深谷彩北シニアさんとオープン戦を行った。3月20日に行われた東東京支部第3代表決定戦に勝利したことで、この度の春季関東大会でシードチームとなり、初戦を迎える予定だったこの4月7日(日)の予定が空いてしまった。慌ててオープン戦の打診をしたのがこの深谷彩北シニアさんだった。昨年12月に行われた監督勉強会で隣に座っていた常木監督さんと名刺交換をさせて頂いて、「今度オープン戦をお願いします」とご挨拶していた。それを思い出してダメ元でラインしてみたのだが、快く引き受けて下さってとても有難かった。

 

 オープン戦で深谷彩北さんにお邪魔したのは、それこそ木南を含めた9期生の時で、およそ17年ぶりとなろうか。当時はチーム名も「寄居シニア」といって、現在の「深谷彩北シニア」とチーム名が変更となったのも2014年のことだそうだ。もう10年前になる。グラウンドにお邪魔したのも2017年の夏の大会以来で、その時と比べるとどこか殺風景に見えたのだが、お話しを聞くと2019年の大型台風の影響で全て流されてしまったとのこと。およそ東京では考えられないほど素晴らしいグラウンドと練習環境で羨ましくも思えたが、グラウンドを持っているチームなりのご苦労もあるのだと改めて思わされた。

 

 ゲームは先週の柏シニアさんに引き続き敗れてしまったが、やはりゲームの中で色々と経験させてもらうことが出来た。攻撃中、ランナー2・3塁で3塁ランナーが挟まれた時の決まりごとの確認や、逆に守備時のランナー1・3塁での挟殺プレーなど、やはり実戦の中で経験することでしか学べないプレーが起きた。来週の関東大会へ向けて貴重な経験になったと思う。また3試合を通じて何人かの新1年生にも早速ゲームに出てもらった。「部員数が少ない」という我がチームの利点を活かし、早い時期からゲームを経験してもらうことで、「何が出来て何が出来ないか」を感じてもらい自らの成長に繋げて欲しいと思っている。いやでも出場した新1年生はみんな立派にプレーしていたな。「能力の高い選手がいるなぁ」と感じた。とっても楽しみだ。

 

 来週14日(日)。我がチームにとっては初戦となる関東大会2回戦の相手は瑞穂シニアさんに決定した。昨夏の関東大会1回戦で苦杯をなめた相手だ。まさにリベンジマッチ。こんな巡り合わせがあるものなのか?と不思議な感覚さえ覚えるが、こんなに楽しい、嬉しい、そして燃えるカードはない。選手達にそんな舞台に連れてってもらえて、ホントに私は何て幸せ者だろう。また試合会場も大宮シニアさんのグラウンドということで、2018年の夏の大会で加須シニアさんと激アツなゲームをした想い出の地でもある。

 

 瑞穂シニアさんは全国区の強豪で西東京支部の名門チーム。あの元阪神タイガースの鳥谷選手がOBであることでも有名だ。今年も先日大阪で行われた春の全国大会に2年連続で出場していて、7日(日)の関東大会1回戦も南関東の強豪チームである戸塚シニアさんを破っての勝ち上がりだ。相手にとって不足なし。今、我がチームが出来る最高のゲームをぶつけて勝負したい。強いチームを相手に真剣勝負。こんなに面白いことはない。
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