2024年5月3日(金) 練習 @宝堀G

 2024年5月4日(土) AM:練習 @秋ヶ瀬G 

           PM:決起会 @グローバルキュイジーヌ

 2024年5月5日(日) 夏季関東大会抽選会・指導者講習会 @タワーホール船堀

 2024年5月6日(月) オープン戦 対練馬中央シニア 2対5 〇 @宝堀G

 

 2024年GW後半。今年も例年通り赤い日は野球漬けだ。3日は例のごとく高速道路が大渋滞だったが、昨年の反省を生かしてバスの出発時間を早め、全て下道を走ったので集合時間より早くグラウンドに到着することが出来た。1年生も含めて十分に練習を出来たと思う。

 

 4日は秋ヶ瀬で早朝から練習し、夜は夏季関東大会決起会兼新1年生歓迎会を盛大に開催した。今年は選手、父兄、スタッフ含めた総勢118名が出席。コロナが明けてからこれで3年連続の開催に至った。こういうイベントは毎年続けることによってグレードが上がってくるというか、成長していくというか、皆がそれに向けて色々準備を考えるようになる。「テツandトントモメグミン」と私が命名したユニットによる歌とダンスは、その場を大いに盛り上げてくれた(笑)。またそれだけ大勢の人が集まれる場を探して下さった高岡姉さん。下見に行ってプログラム等々も考案し準備して下さったお母さん方。沢山の人の協力のお陰であのような時間を皆で共有出来たこと、心から感謝申し上げる次第だ。こんなところにもチームとしての成長を感じる。

 

 毎年この場で夏季関東大会の背番号を授与する。一人ひとりに私の想いを一言ずつ添えて渡す。特に3年生に渡す時には色々な思い出がフラッシュバックしてきて感極まり涙が溢れてしまうこともある。もう最近は涙もろくなったので3年生の顔をあんまり直視出来なかった。見たら泣いちゃいそうで…、喋れなくなっちゃうし…。決起会だからしんみりしたくない。なるべく笑顔で渡したかった。

 

 2年生2人にベンチから外れてもらい、新1年生を3名ベンチに入れることにした。分離症と椎間板症という怪我で「歩いているだけで痛みが出て来てしまう」ということだから、本人達と話しをした上で決断をした。もちろん野球は実力至上主義の世界。背番号は監督から与えられるモノではなく自らの力で奪い取るモノ。だけどやっぱり学生野球だから、同じ力を持っているなら私は上級生を優先する。春の大会だって勝ち上がるのにベンチメンバーが声を枯らしてフィールド内の選手に力を与えてくれていたことも分かっているし、ボールパーゾンやバットパーソン、ランナーコーチャー他といった役割を2年生達がそれぞれ担ってくれていた。それらを評価しない訳がないし、よっぽど天賦の才に恵まれた選手は別として、入団したばかりの1年生よりも1年間東京和泉で一緒に頑張ってきた選手と夏のベンチを共にしたいという想いがある。だからこの度のような「怪我」という明確な理由があったとしても、「ベンチ入りメンバーを決める」という作業はやっぱり監督として一番やりたくない作業だ。

 

 5日(日)。毎年決起会の次の日は東京和泉の活動は休みにしている。このゴールデンウィークは合宿なども行って夏季関東大会に向けた最後の追い込みをかけているチームが沢山ある中、貴重な日曜日に「活動しない」とするのはなかなか勇気のいることなのだが、毎日活動することに慣れていない中学生を無理やり追い込んでも怪我するだけだし、それよりも決起会などで気運を高めることを優先している。ご父兄の皆さんも毎週末朝早くからご協力して下さっているから、GWのうち1日くらいは「明日何も無い」という状況のなか皆で楽しい時間を共有する場があっても良いだろうと考えている。

 

 ただ私と高岡姉さん、そしてキャプテンは夏季関東大会抽選会・指導者講習会へ毎年出席だ。初戦の相手は越谷シニアさんに決まった。全国制覇経験もある北関東支部の強豪チームだ。毎年毎年夏は強いチームとの対戦になる。滅茶苦茶クジ運が強い(笑)。もう笑うしかない。試合会場は大宮シニアさんのグラウンドとなった。先日行われた春季関東大会で経験しているのでそこは有難い。1年間作り上げてきたチーム、戦い方、全てをぶつけて戦うのみだ。大丈夫。今の3年生達はきっとやってくれる。ビリーヴビリーヴ…。っていうかもう我々指導者スタッフがやれることはほぼ終わっている。あとはもう選手達に全国大会に連れてってもらうしかない。

 

 GW最終日は練馬中央さんとオープン戦をさせて頂いた。凄い強風で土煙が舞っちゃってみんな顔真っ黒。時折試合を中断せざるを得なくて、結構ストレスがかかる試合になった。そういえば昨年もGW最終日は強風の中での活動となって、思うように練習出来なかった気がする。5月も季節の変わり目というか、日によって気温差が激しい月なので強風の中での試合になることが多々ある。2018年の夏季関東大会2回戦ではレフトに向かって吹いていた7mの風の影響で、レフトフライと思った打球が逆転スリーランとなって敗れた。一生忘れることの出来ない苦い思い出だ。そういった状況での戦いも想定されると考えれば、この度の経験はポジティブに捉えたい。

 

 あっという間に夏季関東大会を迎える。今年は長い春になったのでより早く夏がやって来る感じだ。昨年、一昨年と夏に勝てていない。今年は選手達と共に「夏」を最終目標に定めて1年間活動してきた。秋・春と大会の結果を踏まえて都度都度立ち位置を確認しながらレベルアップを図ってきた。26期生を中心としたチームの集大成。春と同じように東京和泉シニアが今まで見たことのない景色を見せてくれる予感がしている。
ページ最上部へ戻る