2024年11月3日(日)

 

 東東京支部1年生大会FM 対芝シニア 14対8 〇 @江戸川北シニアG

 オープン戦 対大宮シニア  ● @庄和シニアG

 オープン戦 対庄和シニア  ● @庄和シニアG

 

 先々週、1年生大会1回戦に敗れてしまい、敗者チームは今週にフレンドリーマッチが組まれた。前日の夕方から夜にかけてかなり激しい雨に降られたのでグラウンド状態を心配したが、予定より約2時間遅れたものの無事に試合を行うことが出来た。ゲームの内容は今ひとつだったようだが、それでも公式戦のユニフォームを着て戦い勝利出来たことは、28期生にとって東京和泉シニアでの第一歩を踏み出せたと言えるのではないか。当然、負けるより勝った方がいいに決まっている。

 

 2年生は庄和シニアさんのグラウンドにて大宮さんと、庄和さんを相手に2試合オープン戦させて頂いた。もともと町田シニアさんとのオープン戦の予定だったのだが、町田シニアさんのご都合が悪くなり、急遽庄和シニアさんにご対応して頂いたカタチだ。この日、北関東東部ブロック大会の決勝戦、大宮シニアVS庄和シニアが庄和シニアさんのグラウンドで行われ、閉会式後に両チームとのゲームを組んで頂いた。無理なお願いに対応して頂き本当に感謝に堪えない。

 

 2年生に怪我他の理由で欠席者がいたこともあって、3年生4名にも手伝ってもらった。3年生の力を借りないとゲームをつくれないようでは進歩が無いが、それでも下級生が一緒にプレーすることで、あるいはベンチ内の声掛けなどどうやっているのか、そういったことを学ぶのには良い機会になるとも思った。また庄和シニアさんの監督さんとコーチの方が埼玉栄高校ご出身であるから、オニギリが来春からお世話になるということでご挨拶もさせて頂いた。もしかしたらこういったご縁がオニギリの高校生活の何かしらの力になるのかも知れない。

 

 2年生はなかなか勝てない。確かに大宮さんや庄和さんは強豪チームであるのだけれど、こういった力のあるチームに勝てるようにならないことには激戦区東東京支部を勝ち上がっていくことは出来ない。とはいえ選手達を勝たせてあげることが出来ていないのは私の責任であるのだから、選手育成の為のアプローチの仕方などは再考の余地があるのかも知れないと思った。やっぱり毎年毎年違う選手が集まってくるのだから、その学年に合った「色」があるハズ。特に我がチームのチーム理念は「楽しくやって強くなる」である。現在私がベンチからグラウンドに立つ2年生の姿を見て、今ひとつ楽しそうに見えないと感じるのは、選手達のサインと捉えないといけないのかも知れない。

 

 文化の日の振替休日となった4日(月)は、東京和泉シニア自体の活動は休みにして、「母校訪問日」と題し自分の小学生時代の出身チームに訪問する日とした。目的は12月と1月、そして2月に開催予定の体験会への誘致と、そして小学生時代にお世話になった指導者の方々への近況報告である。

 

 私は大学を卒業して以降、なるべく1年に1回は自分がお世話になったチームにご挨拶へ出向くようにしている。それは私が社会人となり結婚もしていながら、未だに生まれ育った地元から離れていないからこそ出来ることでもあるのだが、小学生時代にお世話になった大済ツインズ(私が当時所属していた時は大宮ジャガーズというチーム名だった)、専修大学付属高校、専修大学には何らかのカタチで顔を出すようにしているのだ。中学野球チームは現在私が監督をする東京和泉シニア(所属時は当時Uリーグに加盟していた東京ニュータイガース)であるのだから、毎週恩返しが出来ているハズだと思っている(笑)。

 

 毎年夏、高校野球を終えた卒団生達が挨拶に来てくれるのは我がチームでも恒例となったが、それ以外でもOBが東京和泉シニアの活動に顔を出して来てくれた時というのはもう理屈抜きで嬉しいものだ。我がチームの活動は28年目に突入し、1期生は40歳になる年を迎え数多くの卒団生を世に輩出してきた。高校野球や大学野球、社会人野球でも活躍している選手に加え、高校野球の監督を務めているOBもいる。そういった野球界のみならず各方面で活躍しているOB達の姿を見ると、我がチームの活動の意義みたいなものを感じることが出来る。言い換えるとOBこそがチームの財産であるのだ。

 

 学童野球という日本野球の土台の部分、一番大変な役割を担っている指導者の方々も、きっとOB達の成長と活躍を希んでいるハズ。OBの成長した姿を見ると、自分の日々の苦労が報われる気持ちになるのは、きっと私だけではなくて学童野球チームの指導者の方々も同じなのではないか。だからその姿を1年に1回でも良いから見せに行ってあげて欲しい。「ちゃんと元気でやってます、充実した中学校生活を送れています」という報告をしてきて欲しいのだ。「母校訪問」はそんなことを想って毎年行っている活動である。もちろん、そうやって明るい近況報告が出来るようにするのは私の仕事でもあるのだが…。

 

 私は東京和泉シニアをもっともっと良いチームにしたい。所属する選手とご家庭が幸せになれるように、そして沢山の人から愛されるチームになるように、野球で夢を見ている小学生達から「東京和泉シニアで野球をやりたい」と思ってもらえるように。大変なことも多いしそれは至難の業なのかも知れないけど、目指しちゃいけないことはない。私一人の力では到底成し得ないことだけど、私が真剣に想わなかったら誰も力を貸してくれないとも思う。また来週も選手達が野球を楽しみ、今よりちょっとだけでも野球が上手くなれるような環境を提供出来るように頑張りたいと思う。

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