2024年11月17日(日)
オープン戦 対東京神宮シニア 4対4 △ @柏シニアG
オープン戦 対柏シニア 2対5 ● @柏シニアG
先月、眼科にコンタクトレンズ購入の為の定期健診に行った。「緑内障発作が発症する恐れがある」と診断され、「失明する可能性もある」と言われて急遽手術することになった。11月16日(土)、生まれて初めて自分の身体にメスを入れた。部分麻酔のため自分の目を手術される瞬間が見えてしまう。手術前も手術中も、「もし手術が失敗に終わって目が見えなくなってしまったらどうしよう」と怖くて仕方なかった。今日こうしてパソコンの前に座って日記を書けること、本当にホッとしている。
手術はもともと15時からの予定だったのだが、前日に時間変更の連絡があり18時からとなった。手術前の検査などもあって全てが終わったのが20時半。我が家にはまだ6歳の息子がいることもあり、「そんな遅い時間には迎えにはいけません。最悪タクシー使っても良いから一人で帰って来て下さい」とカミさんに言われてしまう始末。最後まで「大丈夫か、大丈夫か」と心配してくれていたのは母親。43歳になっても息子は息子のようで溺愛されていると感じる(笑)。夫の手術より息子の次の日の朝を心配するカミさんの様子を見ても、母親の息子への想いは強烈のようだ。我がチームもそんなお母さん方の大切な息子さん、娘さんを預かっているのだから、真剣に向き合っていかなければいけない。
術後の検査でも今のところ異常無し。ただ一週間は寝ている時も欠かさず保護メガネ着用が義務付けられ、朝、昼、晩と3種類の点眼、抗生剤の服用、禁酒・禁煙(タバコはもともと吸っていない)などの制限がかかっている。そして極めつけは顔と頭が洗えない。一番怖いのは「目にバイ菌が入って感染してしまうこと」ということだから仕方ないのだが、43歳の臭いオッサンが余計臭くなりそうだ(泣)。
そんなことがあって残念ながらこの度の週末は土日ともに東京和泉シニアの活動を欠席せざるを得なかった。日曜日はまだ景色がボヤけていたものの、身体的には問題無かったので我がチームの選手達のプレーを見たかったのだが、「感染が怖いのであまり出歩かないで欲しい」という眼科の先生のお話しがあったので泣く泣く欠席することにした。それに監督がいないベンチもまた楽しさもあるのではないか?という想いもあった。今となっては私が目指している野球がコーチ陣や選手達にも浸透していて、任せられるようになっている。野球の戦術や采配といった部分ではその人の色が出て仕方ないが、「楽しくやって強くなる」というチーム理念はブレないように指導者スタッフ内で共有に努めている。
ご父兄が撮影して下さっていた動画を視聴したが、とても良い雰囲気でゲームを戦えている様子が伺えた。東京神宮シニアさんは東東京支部の強豪チームだが、4対4の引き分けということで堂々とした戦いぶり。2戦目の対柏シニア戦は2対5と敗れてしまったようだがしっかりとゲームはつくれていた。先週から取り組み始めた「日本一勘違いしているチームをつくる大作戦」は、今週もチームを良い状態に引き上げるキッカケを与えてくれているようだ。
来週は練馬区長杯1回戦を迎える。相手は湘南ボーイズさん。ボーイズリーグの名門チームだ。全国大会やジャイアンツカップといった上部大会で活躍しているのはもちろんのこと、プロ野球選手も多く輩出しており、そういった実績も含めてチームの歴史や組織の成熟度といった面においても我がチームとは比べ物にならない。ただこういった名門チームさんと戦う機会を頂けるのが練馬区長杯の良いところ。毎年のように初戦から強いチームとの対戦となりトホホなところもあるのだが、その度に交流を持ち学ばせて頂けているのは嬉しいことだ。
まだまだ3週目ということになるが、「勘違い」をするには絶好の相手である。思いっ切りチャレンジをしてゲームを楽しんで欲しい。その時には今までより世界がクリアに見えるようになった目で、選手が躍動する姿を見たい。