2024年11月24日(日)
第14回練馬区長杯1回戦 対湘南ボーイズ 9対1 ○ @東練馬シニアG
11月23日(土)。東練馬シニアグラウンドにて湘南ボーイズさんを相手に練馬区長杯1回戦を戦った。結果は6回コールドで勝利。27期生を中心としたチームの公式戦初勝利である。
たかだか1回戦に勝利しただけなのに、親御さん達から「祝勝会しましょう」というお誘いを頂いた(笑)。ご父兄の方々もコーチスタッフもみんな嬉しそうで、「やっぱり勝つっていいなぁ~」と思った。
この度の練馬区長杯の采配は田中コーチに任せることにした。先週、目の手術を行ったことで練習もオープン戦も見ることが出来なかったので、直近の選手の状態を把握しているのはコーチ陣であったし、よりやりがいを感じてもらうにはそっちの方が良いと思った。その代わりと言っては何だが、「日本一勘違いしているチーム」の為の声掛けをベンチ内で全力でやろうと思った。12年間全うした東京和泉シニアのコーチ時代をちょっと思い出した(笑)。
反省点は沢山あった。特に走塁面で多くの課題を残した。「1死3塁を目指す」をチーム内の共通認識とするミーティングを水曜日に行ったばかりだが、やはり今後もオープン戦など実戦経験を多く積み、その理解を深めて根拠のある走塁を実践出来るようにレベルアップしていく他ない。
もちろん良いところも沢山あった。サヤちゃんはいいピッチングしたな~。バックネット裏にいた大会関係者、東練馬シニアさんのコーチスタッフ、そして観戦に訪れていた高校の指導者の方々からも驚きの声、お褒めの言葉を頂いた。男子の中に混じって堂々たるパフォーマンス。体力面や技術面も去ることながら、メンタル面においても「大したものだな」と思う。本当にレベルの高いところを目指して今後も頑張って欲しい。
ワカは1月のオーシャン杯以来、公式戦のマウンドに上げた。緊張している様子が伺えたが、その経験こそ宝物。また来週もマウンドに上がることになるだろうから、もっともっと「勘違い」して投球して欲しい。何より近々のオープン戦で少しずつ結果を出していたからマウンドに上がれるのであって、つまりは自らの手で掴んだ舞台。今後はその場所を手放さないように努力し続けて欲しい。
水泳と二刀流の男はまさかの1番ショートで先発。つい1ヶ月前までは想像も出来なかった起用法。それがちゃんと活躍しちゃうんだから、中学生って本当に可能性の生き物だ。何か打席での様子を見ているとその気になっちゃってる感じが出てて、「勘違い」は大事だなと思った(笑)。
相手チームの先発投手を見た時に、このピッチャーはタベシに合うなって直感的に思った。そしたら1打席目にタイムリーを打った。この試合では何だかんだでラッキーボーイ的な存在だった。キッペイさんの前に突然現れてのフライキャッチと、タッチアウト回避の「忍者走塁」は笑ったな~。
そしてフクちゃんの盗塁成功にはみんなの希望が詰まってた。
試合会場には沢山の高校野球関係者の方々が来訪されていた。試合後には我がチームの選手達も何人かお声がけ頂いて、本当に有難いことだ。また昼食後には東板橋シニアさんのグラウンドにて合同練習もさせて頂いた。田口監督はいつも快く受け入れて下さって、こちらも感謝に堪えない。皆さんのご協力のお陰で我がチームの活動は成り立っている。
勝ったから言えることなのかも知れないけど、ホントに楽しいベンチだった。楽しい試合だった。来週も公式戦を戦えるって幸せなこと。相手は先日オープン戦で完敗した羽田アンビシャスさんに決まったが、オープン戦時と全く違った雰囲気のベンチの様子で驚かせるところからスタートしたい。
「日本一勘違いしているチーム」づくりはまだスタートしたばかり。フィールド内で不安そうな顔して守っている選手、打席で緊張している様子の見える選手はまだまだ勘違いが足りないということ。失敗が怖いから不安になるし、良い緊張感にならないのだ。日本で野球している中学生の誰よりも「俺は出来る」と思わなきゃ、「日本一勘違いしている」とは言えない。次戦も強豪相手だ。相当勘違いしないと勝ち目はない(笑)。