2023年11月26日(日)

 

 練習 @坂東グラウンド

 

 小雨がパラつき今年一番の冷え込みとなった日曜日。つい先日まで11月だというのに夏日を記録するなど暖かい日が続いていただけに、急激な温度差には身体が堪える。土曜日は秋ヶ瀬グラウンドでの活動となったが、こちらも冷たい北風が吹き曝し、一日中身体を震わせていた。我がチームに受験希望者がいるため、わざわざ来訪してくださった早稲田高等学院の木田監督様は、そんな凍えるような寒さの中でも丁寧に色々とお話を頂いた。本当にありがたいことだ。

 

 日曜日は坂東グラウンドにて活動を行ったわけだが、私は小学生チーム訪問のため練習には顔を出さず、主に杉並区と中野区を渡り歩いた。行くところ行くところに才能溢れる選手がいて、誰か一人でも良きご縁を頂けたならと切望するばかりだ。また、どのチームの監督コーチの皆様も快く迎え入れてくださる。それこそあんなに寒い中で小学生の野球の為にご尽力されている方々のお姿には、敬意の念をも抱かせる。私も中学生野球を預かる身として、小学生の野球から学ばなければならないことも沢山あると思う。小学生チームの方々ともっとコミュニケーションをとって、お互いの良いところを学び合える関係性をつくれたならどんなに良いことか。「野球界発展の為に大事なことなのではないか」と改めて感じさせられた。

 

 いよいよ11月が終わり今週末からは12月の活動となる。12月は体験会や卒団式、そしてOB戦といったイベントが盛り沢山。仕事でも忘年会や年末の行事などが重なり、本当に忙しい日が続く。「心」を「亡くす」と書いて「忙(しい)」とはまさに字の通りで、忙しさに追われる日々を過ごしていると、ちょっとしたことでイラついてしまい人を思いやる心を亡くしてしまいがちになる。家族に当たり散らしてしまったり、仕事でも普段は何でもないことのハズなのに、大きな問題になってしまったりもする。そうならないように気を付けたい。

 

 そして何より、イベントが多い12月でも、2月の第2週から始まる春の大会に向けてしっかりと練習を積んでいかなければならない。合間を縫って、僅かな時間でも個人とそしてチーム力アップの為に、練習する時間を確保していかなければならない。準備出来る期間はもう残り2か月。2か月とは約8週。土日2日間×8週は16日。もうあと16日程度しかない。あっという間にその時は訪れる。シニアはハッキリ言って「オフシーズン」は存在しない。存在しないのにイベントが続いて「オフシーズン」のような雰囲気になってしまう。本来は今、一番練習しなければならない期間なのに。その意識を選手達に植え付けていなければならない。私の目指す「楽しい野球」は、決してイベントを楽しむものではない。勝利を目指して真剣勝負をする、そこに本当の楽しさがある。

 

 現在私は「年の瀬押し迫ってくると色々大変になるから」と思って11月下旬より予定を組んでいた早めの忘年会ラッシュ中。正直かなりしんどい(泣)。でもそういった飲み会を企画して来てくれる人がいて、また私のことをそういう場に誘ってくれる人がいることは、とても幸せなことなのだと思う。インフルエンザも大流行しているようだし、体調管理には十分に注意しなければならないが、良い年を迎えられるようにこの1ヶ月走り切りたい。来年こそは、東京和泉シニアに関わる全ての人に幸せな時が訪れますように。

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