2025年1月11日(土) 練習 @秋ヶ瀬G

 2025年1月12日(日) オープン戦 対稲城シニア 0対8 ● @稲城シニア G

 2025年1月13日(月) 体験練習会 @秋ヶ瀬G

 

 成人の日を併せた最初の三連休。私は毎年、会社の年始行事があるため真ん中の日曜日は東京和泉シニアの活動をお休み頂いている。建設業に従事する私は、年初めに「1年を事故や災害なく過ごせるように」と、安全祈願や安全衛生大会といった行事に多く出席することになる。この度は渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで私が勤務する会社が主催する安全大会に出席。司会進行を勤めさせて頂いた。社員とお客さんにあたるゼネコン各社のご来賓の方、そして協力会社の現場作業員の方を含め、総勢約200人が集まる一大イベントなので、司会進行はなかなか緊張する。今年で4年連続4回目だが、毎年年末から台本を作成し何度も練習をして臨んでいる。途中、ご来賓の方に訓話を頂いている最中に映像が映し出されない時間があったりと、多少のトラブルはあったものの、滞りなく式を終えることが出来たと思う。

 

 そんなこともあって稲城シニアさんとの試合を見ることが出来なかった。稲城シニアさんの森川監督さんには新年のご挨拶も兼ねてお会いしたかったのだが、この度はグラウンドに行けず残念であった。ゲームの内容はあまり良くなく大敗だったようだ。スコアブックを見ても攻守において痛いミスが目立つ。もちろん、オープン戦はそういったミスを経験して公式戦でそういったミスが出ないようにする為の位置づけで良いのだが、大会まで一ヶ月と迫ったこの時期だけに、「仕方ない」では片付けられなくなっていることも、選手達には認識してもらいたいところだ。

 

 成人の日13日(月)祝日は、秋ヶ瀬Gにて今年度2回目の体験練習会を実施した。もう既に入団済みの選手も含め、総勢27名の小学6年生が集まってくれた。この日にまた3名の選手が入団を決めてくれて、これで29期生は14名が決定したことになる。こんなに早い時期から選手が集まってくれたのは一体何年ぶりだろう。1学年15人の活動を目安としてきたのだけれど、まだ入団をご検討頂いているご家庭もあるようなので、もう少し受け入れられる体制はつくっていきたいと思う。「東京和泉シニアで野球がしたい!」と思って頂けること、こんなに嬉しいことはない。ただ一人ひとりの練習量や、我がチームの現在の活動環境他を考えると、多くの部員を抱え過ぎることで皆が不幸になってしまう可能性もある。「東京和泉シニアは東京和泉シニアらしくいたい」という想いもあるので、「どこかで線は引かなければならない」と覚悟している。

 

 我がチームの現在掲げるチーム理念は「楽しくやって強くなる」である。「楽しいから野球を好きになる。好きだから上手くなりたいと思う。上手くなりたいと思うから努力をする。努力をするから強くなる。」そんな我がチームの活動に賛同して頂ける方が少しずつ増えてきているのではないかと思う。

 

 私がプレイヤーだった頃、そして母校の高校野球助監督1年、東京和泉シニアのコーチ12年、ずっとどこかギスギスして野球をやっていた気がする。もちろんそれはまだまだ幼かった私自身の心にも問題があったからだと思うが、「何でスポーツをするのに、大好きなハズの野球をやるのに、こんなにも嫌な気持ちにならないといけないのか?もっと楽しいもののハズじゃないのか?」と、いつも疑問を抱いていた。何故か野球界は「楽しんではいけない」風潮があった。全てを犠牲にしなければいけない。苦労しなければならない。白い歯を見せれば指摘され、苦痛に歪む表情を見なければ満足出来ない人ばかりだった。「野球とはスポーツであり本来楽しいもののハズ」、これまでそう信じてはいたものの、幼い頃から刷り込まれた先入観によって判断に迷い、監督という組織のリーダーでありながら右往左往することもあった。そのせいで散々遠回りもした。しかし今は、選手達が野球が上手くなる為に「楽しさ」は必須であると確信している。

 

 クラブチームの活動は確かに良いことばかりではない。平日仕事を抱えながら週末も休み無しで活動するのは並大抵のことではない。それはチームスタッフに限らず選手も親御さんも同じだ。日々努力したからといって勝てるとは限らないし、むしろ厳しい現実を打ちつけられることの方が多い。でもだからといって楽しんじゃダメなことはない。余計なストレスは無い方が良いに決まっている。組織内における人間関係に難しさはつきものだが、チームスタッフ、選手、親御さん、そして先輩後輩などの垣根は無く、互いにモラルを持って仲良く楽しく活動していきたい。そこに笑顔が生まれ、陽のエネルギーに満ちたチームになると信じている。

 

 この度の体験会でも小学生達の楽しそうな表情と笑顔がグラウンドに溢れていて、日々の苦労も吹っ飛びそうなほど、ほっこりした気持ちになった。私にとってこれ以上のプレゼントは無い。もうこれが全てだと思った。ご参加頂いた体験生の保護者の皆様にも、そんな東京和泉シニアの雰囲気を感じて頂けたのではないかと思う。

 

 2024年度第2回体験会にご参加頂いた皆様、我が東京和泉シニアにご興味を持って頂き誠にありがとうございました。なるべく多くの方とご縁を頂き、共により良い中学硬式野球クラブチーム活動を目指して頑張る仲間となって頂けることを、切に願っております。今後とも東京和泉シニアをどうぞよろしくお願い致します。

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