2025年2月8日(土) 練習 @秋ヶ瀬G

 2025年2月9日(日) オープン戦 対成田シニア 0対7 ● @成田シニアG

 2025年2月11日(火) 練習 @秋ヶ瀬G

 

 暴風、暴風、また暴風…。どうして今年はこんなにも風の強い日が多いのか…。毎年、年に1回程度、特に河川敷は冬に冷たい北風が吹き荒れ練習にならない日はある。それから冬から春になる季節の変わり目に、「春一番」と言われる南風が強烈に吹いて土煙が舞ってしまい、やはり満足に活動出来ない日が年に1回程度ある。強風の影響で練習を午前中で終えたり、練習内容をサッカーなどに変更して身体を動かす時間にするのは、例年だと年に2回程度だ。しかし今年はもうそれがこの冬の時期だけで4回目。8日(土)は午前中で練習を終え、11日(火)も午後の練習メニューは変更するに至った。

 

 昨年の秋季大会に惨敗後、一つターゲットにしてきた春季東東京支部大会が今週末16日(日)からスタートする。その直前となる練習で、色々と確認したいことが沢山あったのに、思い描いていたことの6割程度しか実践出来なかった。もちろん、試合直前に慌てても仕方がない。「泥棒に練習はない」。これまでどんな毎日を過ごしてきたかということが全てであって、それが試合結果になる。それは百も承知だ。とは言ってもやりたいことがやれないのはやはり歯痒い。やれるだけのことはやって当日を迎えたいというのが本音だ。

 

 9日(日)もかなりの強風で度々土煙が舞い、選手にとっては寒さとストレスの多い1日だったと思うが、成田シニアさんのグラウンドで3試合、オープン戦をさせて頂いた。2019年の春季関東大会で対戦したことをキッカケに、その後毎年のようにお世話になっている。この度も「グラウンドが無くて困ったらいつでもお電話ください」と、西宮監督から有難いお言葉を頂いた。残念ながら試合は完敗。大会前に良い内容のゲームをして本番に繋げたいと思っていたが、やりたいことがなかなか出来なかった。と言うより「させてもらえなかった」という言い方が正しいか。

 

 成田シニアさんは毎年「守備力が高い」という印象を持っている。今年もしっかりと守られてしまったのでなかなか隙が無い。我がチームもその「守り」という戦う上でのベースづくりにこの冬励んできたつもりだったのだが、まだまだ目指しているレベルに至っていない。何とか現状を打破したいと思い、ヒントを得ることが出来ないかと思って西宮監督さんにどんな守備練習を行っているのかを聞いてみた。しかし聞けば聞くほど我がチームと同じことをやっている。しかも成田シニアさんは平日活動をしていない。土日祝日のみ。「それでいてこの差は一体何なのか?」と逆に分からなくなってしまった(笑)。でも話しの結論としては「根気強くやっていくしかない」に至った。まだまだ成長過程。我がチームの選手には伸びシロしかない(笑)。

 

 11日(火)祝日は体験会を実施した。とは言っても参加者のほとんどが既に入団済の選手達。公式戦用ユニフォームの試着会を実施して注文するサイズを確認してもらった。中学生は劇的に身体が成長するのでサイズを選ぶのも難しい。1年で10cm以上身長が伸びる選手もいるので、基本的には大きめのサイズを選んでもらい最初はダボダボで「着せられている」印象を持つが、1年も経つとそのユニフォームがピチピチになりとても窮屈そうに見えてしまう子もいるほどだ。試着会を全員終えてさあこれから練習だと思ったらまたしても暴風。とてもじゃないが練習を続けられるような環境下ではなく、小学生達には泣く泣く帰ってもらうことにした。「もっと練習したい」と話していた子供達の様子を見て、とても切なくなった。風のバカヤロウ。

 

 話しを週末に戻す。こちらも暴風により練習を午前中で切り上げるしかなかった8日(土)。夕方17時より、練馬リトルシニア野球協会50周年記念行事に出席させて頂いた。学童野球関係者、中学硬式野球関係者、高校野球関係者、そして練馬シニアOBを含めた練馬シニア関係者他で総勢150名ほどだっただろうか、練馬区光が丘駅からほど近い、ホテルカデンツァ東京に集まった。

 

 来賓の方々が代表者挨拶で度々話されていたが、チームが創立50周年を迎えられたのは、その年その年に在籍した選手とその父兄の頑張り、そして半世紀に渡り尽力されてきたチームスタッフの努力の賜物だろう。私も東京和泉シニアに関わって今年で21年目を迎えるが、練馬シニアさんが築き上げてきた年月には到底及ばない。様々な分野の方がお祝いに駆け付けた様子を見ても、「昔から、そして今も尚チームは色々な人に支えられて今日を迎えることが出来ているのだな」ということを痛切に感じた。私自身も多くの高校野球関係者の方々、そして中学硬式野球関係者の方々と名刺交換とご挨拶をさせて頂き、交流を広める良い機会を頂けたと思っている。

 

 練馬シニアさんのスタッフは、我がチームが練馬区営Gを訪れた際にいつも温かく迎え入れて下さる。大会で対戦するともなれば東東京支部の代表枠を争うライバルチームになってしまうのだけれど、同じ城北ブロックに所属する仲間として見て下さっているのを感じている。近年は毎年のように関東大会、そして2019年春、2020年春、2022年夏には全国大会にも出場している。また練馬シニアさんは練馬区営Gを東東京支部大会及び関東大会、そして練馬区長杯などの試合会場としてグラウンド提供もされていて、シニア界のリードチームとして大会運営にも多大な貢献をされている。決して多くの部員を抱えるようなビッククラブというわけでもないのに、毎年安定した結果を残しつつ大会運営にも貢献されているチームの在り方は、我がチームも学ばなければならないところだと思う。練馬シニアの皆様、この度はチーム創立50周年、誠におめでとうございます。我が東京和泉シニアも練馬シニアさんを見習い、まずは2027年に迎える30周年を目指してチームを今後も存続していけるように努力して参ります。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 

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