2026年2月15日(日)
春季東東京支部大会1回戦 対足立中央シニア @豊島シニアG 1対3 ●
春の訪れを感じさせるような暖かな陽気の中、春季東東京支部大会がスタートした。初戦の相手は足立中央シニアさん。昨年春・秋と2季連続でベスト4に進出し、敗者戦に回らないストレートでの関東大会出場を果たしている、今ノリにノッているチームと初戦から対戦することとなり、我がチームのクジ運の強さを今大会も遺憾なく発揮している(笑)。
結果は1対3で敗戦。大事な初戦を落とす格好となった。噂通りに足立中央シニアさんの選手達には力があった。我がチームの選手達と比べると、身体がひと回りもふた回りも大きい。打席に入る前のバットスイングを見ても、打席でのたたずまいにも雰囲気を感じたし、相当力のある打線であることは感じ取れた。また各選手足が速く、我がチームの守備陣もそこに苦しめられた。全体的にパワーで圧倒された印象だ。やっぱり身体が大きくて力があると、バットは振れるし、速く走れるし、投げるボールにも強さがある。余裕があるから守備でもミスをしない。「どんなチームでも初戦の入りは難しい」と言われる中、とても落ち着いてプレーをしていて、1試合を通じてノーエラーには恐れ入った。
カネチーとソラはよく投げた。あの強力打線を相手に6イニングでほぼノーヒットに抑えた。初回の左中間への当たりもサクティーソには捕って欲しい打球だったが、それを安打と記録しても1安打。その後のヒットも全て当たり損ねの内野安打で、記録上は内野安打となっているがエラーと記録されてもおかしくないものばかり。私の見た目は被安打1の6失策で3失点というゲームだったと思っている。やっぱりそのミスが少ないチームが勝つ。勝つ方が何か特別なことをするわけではなく、負ける方が勝手に潰れていくだけ。私がいつも言っている言葉通りのゲーム。でもそのミスを無くすことが限りなく難しいのが野球というゲームでもあるから、その点はやはり足立中央シニアさんのチーム力に上回られた。
私は試合の入りに選手達に伝えた。「初戦だし、緊張もするだろうからミスも出るだろう。100点のゲームを目指さなくて良いよ」と言った。メンタル的なストレスを軽くする為に話したつもりだったが、そこが甘かった。我がチームが足立中央シニアさんを倒す為には100点のゲームをする以外に方法が無かった。私の目論見が甘過ぎた。力のあるチームを相手に勝利する為にはそれなりの覚悟と厳しさを持って挑むべきだった。
その私の甘さが伝播したのか、チームの熱量が今一つ感じられなかった。ちょっと前に感じた秋ヶ瀬での印象がやはりそのまま試合に出た。私はそこが残念。9月末に代表決定戦に敗れて関東への道を閉ざされ、悔しい思いをしたハズ。そこから約4か月半の間、この日を目標に毎日を過ごしてきたのではなかったのか?インフルエンザなどで直前の活動日を休んだ選手が何人もいたことが少なからず影響していたのだろうか?でも何としてもこの初戦をとって関東大会出場へ向けてチームの勢いをつけるという気概持って臨んではいなかったのだろうか?この初戦を迎えるにあたり、そういうモチベーションにしてあげられなかったことが監督として情けなく思い、そして残念だった。
春は幸いなことに敗者復活戦が残されている。「秋のリベンジ」という意味ではまず関東大会出場を果たしたい。ただ、「まだある」と言い続けてはいられない。次戦に敗れればもうその時点で春は終わり、28期生に残されるのは夏季関東大会のみとなる。昨年の屈辱的な1回戦敗退を忘れるハズもなく、何としても長い夏を過ごしたいと思っているが、トーナメント制の大会で勝ち負けがある競技だから、100%負けない保証はどこにも無い。下手をするとあとたった2戦で28期生の中学野球が終わりを迎える可能性だってあるのだ。
シニアの大会は中学生の時にしかチャレンジ出来ない。今この瞬間に常熱を注がなくていつ注ぐのだ。少しでもやり残さないように毎日を過ごして欲しいと思っている。そりゃあ現状に満足出来ていない選手もいることだろう。もらった背番号やポジションに納得できない選手もいることだろうし、頑張っていても結果が出なくてもがき苦しんでいる選手もいる。だけどあとたった3ヶ月だ。この期間に不貞腐れて過ごすのと、チームに少しでも貢献しようとして過ごすのとでは、人間として得るものも全く違ってくる。その点、27期生のコーシローは立派だった。きっと色んな想いを秘めていただろうけど、チームに献身を捧げてくれた。腐らずに練習も一生懸命に頑張っていた。だから夏の大会後にグンと伸びた。
やっぱり今一つ本気になり切れていないというか、皆が同じ方向を向き切れていないというか、温度差があるというか、どこかもどかしさを感じてしまう。今年の28期生を中心とするチームは、一人ひとりの能力はそれなりに持っているのに、どうも殻を破れない。破らせてあげることが出来ていない。猫かぶってる?良い子を演じている?上手く言葉で表現出来ないのだけれど、もっとガムシャラにやって良いのになって思う。心の底から自分を開放して思いっ切りやったら、メチャクチャ楽しいんだけどな…。
次週からは敗者復活戦を戦う。初戦で敗れたことによりここから5勝が絶対条件となった。トーナメントを5勝するのは並大抵のことではない。とてつもなく長い道のりだ。でも必ず5勝して関東へ行く。1ヶ月強の戦いで桜を咲かす。