2026年3月8日(日)
春季東東京支部大会敗者復活3回戦 対新宿シニア @江東シニア若洲G 7対16 ●
短すぎる春となった。江東シニアさんの若洲グラウンドにて、新宿シニアさんを相手に春季東東京支部大会敗者復活3回戦を戦い、7対16の5回コールド負けを喫した。昨秋に代表決定戦で3度敗れ掴めなかった関東大会への代表権を獲得すべく、リベンジを誓って4ヶ月半過ごして来たつもりだったが、リベンジを果たすどころか秋より「後退」という結果を打ち付けられた。
先週もここで綴った気がするが、私は試合の勝敗はその日まで過ごした日々の結果だと思っている。そしてその差は毎日の「熱量の差」。「想いの差」とも言い換えられるか。だから試合当日、グラウンドに立った時点でほぼ勝敗は決しているという考え方だ。その考え方からすれば、昨秋より後退したという現実は、過ごして来た4ヶ月半を全否定されたのと同じこと。対戦相手となった新宿シニアさんを含めた、この度の週で勝ち残っているどのチームよりも、我がチームの大会に対する熱量で及ばなかったということ。想いの差で負けたということ。これは本当にショックだ。「野球に対する熱量では他チームに負けたくない」という想いから、我がチームのチームスローガンを「常熱」に掲げているのだ。それなのに「熱量」で及ばなかった。
WBCが盛り上がりを見せている。我らが侍ジャパンは予選リーグを全勝で1位通過を決めたわけだが、プールCの2位争いは熾烈を極めた。韓国、台湾、オーストラリアが2勝2敗で並び、僅かな失点率の差で2位通過を決めた韓国は、その勝利の瞬間に選手達が泣き崩れた。あと一歩及ぼなかったオーストラリアベンチも悲しみに暮れ、その両チームの様子は見ている者の涙を誘った。4位に終わった台湾も、その前日の試合でタイブレークの末に韓国を下し予選通過の可能性を残した。その試合後も台湾の選手達は涙を流して喜んだ。私は試合のハイライトを見ただけでもらい泣きしそうになる。その想いの強さが伝わってくるからだ。これこそ「ザ・熱量」。この瞬間の為にどれだけのことを犠牲にして、毎日を過ごしてきたかが容易に想像出来る。人が真剣に取り組む姿は、人の心を動かす力がある。
「次こそ関東大会への切符を手にして、子供達とご父兄に喜んでもらいたい」、その一心で4か月半を過ごしてきた。今大会期間を足せば5ヶ月半になるか。練馬区長杯やオーシャン杯といった大会の合間を縫って、体験や卒団式、OB戦、納会といったイベントごとを調整するのに本当に苦労した。専用グラウンドを持たない我がチームは毎週日曜日にオープン戦も組まないといけない。お願いしたチームさんの都合が悪ければまた別のチームさんへお願いすることの繰り返し。組んでいたハズの日が突然都合が悪くなったと連絡をもらうこともある。来週末が空いてしまったら待った無し。選手達が野球の出来る環境を失い路頭に迷ってしまう恐怖との戦いだ。仕事も家庭もそっちのけで、こんなにもチームのこと、選手のことを想っても届かない。頑張っても頑張っても勝利に近づけない。
しかし弱え~なぁ~。勝てねぇなぁ~。やっぱり無理なのかな~。「楽しくやって強くなる」って。もっと指導者側が選手達のケツを叩かないといけないのかな~。でも俺は成し遂げたいんだよな。指導者側が圧力をかけなくても、野球というスポーツを選手達が思う存分楽しんで勝利するチームをつくりたいんだ。それが不可能じゃないことを結果をもって証明したいのだよ。でも負けるとさ、また「お前は間違ってる」って言われちゃうんだよな。「そんなんで強くなんてなれるわけないじゃん」て。悔しいな~。
今の我がチームの選手達は、一体どれほどの想いで毎日を過ごしてくれているのだろうか?正直に言って、28期生達がどうなりたいのかが分からない。このチームで何かを成し遂げようという熱は無いのだろうか?新チームをスタートさせた時に、「目標」と「目的」を決め、必ずアップを始める前の朝に唱和してから活動を始めているが、それさえも言わされている感が否めない。自分達のなりたい姿だと感じない。未だに自分から私に質問してくるような選手もいないし、極端な言い方をすると、言われたこと、課された練習とオープン戦をただ消化するだけになってしまっているように見える。
「プロテインを飲んで身体を大きくしよう」と昨年から始めたハズの取組みも、練習後を見れば持参してきている選手はまばらだ。昨夏、圧倒的な体格差に打ちのめされた経験を忘れたわけじゃあるまい。皆が自覚していれば選手同士で指摘し合うものじゃないのか?指導者側がウルサク言わないとやらないのか?勝つために何が必要かを考え意欲的に取り組む姿が見られないことが不思議で、そして残念だ。
夏季関東大会まであと2ヶ月を切った。本当にこのままで良いのだろうか。どうすればあの子達をその気にさせてあげることが出来るのだろう。夢中にさせてあげることが出来るのだろう。個々の能力は決して低くない。この度の試合では、フォローの風が吹いていたとはいえ二者連続ホームランが飛び出した。そんなことが出来る中学生野球チームが果たしてどれくらいあるだろうか?昨年の27期生チームに比べれば圧倒的に力がある。だけど昨年と同じ敗者復活3回戦で、同じ相手に、同じようにコールド負けした。それは何なのだろう。
昨秋に代表決定戦に敗れて悔しい想いをしていたハズじゃなかったのか?この冬の間、ずっと協力し続けてくれていたお父さんお母さんのことは想わないのか?私からすると、熱量がマックスになる条件が揃い過ぎているくらい揃っていると思っていた。それは単に私の思い違いだったのか?28期生は、一体何に対して熱くなるのだろう?