2026年3月15日(日)
オープン戦 対松戸シニア @竜ケ崎シニアG 10対7 ●
オープン戦 対竜ケ崎シニア @竜ケ崎シニアG 6対5 ●
春季東東京支部大会を終えて迎える最初の週末。急遽、竜ケ崎シニアさんにお願いをして松戸シニアさんとの三つ巴戦に加えて頂いた。大会を終えた次の週の週末が最も大変だ。勝ち進み公式戦が入る想定だから予定を組めていない。弊チームはグラウンドを持たないチームなのでオープン戦以外に活動の方法が無い。この度のように受け入れて下さるチームがあって初めて我がチームの活動が成り立つ。選手達にもこのことは分かってもらいたい。当たり前のように試合が出来ているかも知れないけれど、沢山の人の想いがあって成り立っていることを忘れてはならない。
試合前に選手達に話をした。前日土曜日の秋ヶ瀬で練習する選手達の様子を見て、このままオープン戦をしても何も意味を成さなくなってしまうという危機感を抱いたからだ。先週の屈辱的な敗戦を一体どのように捉えているのか?そしてそれを踏まえて2ヶ月後に迫った夏季関東大会をどのようなチームになって、どのような戦い方で挑むつもりなのかを選手達に問うた。しかし案の定、「どうなりたい?」「どうしたい?」と聞いても何も答えが返ってこない。要するに何も考えられていない。
ショックだったのは、先日「ミライサムライ」という昨夏の全国大会を戦ったチームを特集したYouTube動画を選手達のグループラインに送ったのだが、「見た人手を上げて」と言ったら6~7人しか手が上がらなかったこと。シニアのトップクラスのチームの選手達は、一体どれほどの熱量で野球に打ち込んでいるのか?ということを我がチームの選手達が少しでも学べればと思ったのだが、32人いて5分の1程度しか視聴していない。動画は1本16~17分程度を6本送ったので、全部見たら2時間近くになる。選手によってはネットの制限などもあるかも知れない。でも本気で学ぼうと思っていたら、その時間は作るだろうし、「監督から送られてきたから」と親に頼んで視聴させてもらうこともするだろう。それが熱量なのだ。
私はこの日記の他に、毎試合の総評を選手達とコーチ陣のグループラインに送っている。オープン戦、公式戦、全てだ。試合のポイントになった場面や、攻め方、守り方に対する考え方を、選手と指導者で共有することを目的としている。また選手達が試合を振り返ることで、野球を少しでも学んでくれればという想いもある。もちろん、その中には指導者側の反省も含めている。投手交代のタイミングが遅れた、あそこは強打じゃなくてスクイズだった、盗塁許可じゃなくて盗塁を出すべきだった、こちらが弱気だった、選手に委ねて申し訳なかったなども、感じたことは正直に、次戦以降にチームとしてレベルアップすることを願って努力してきた。
でもあの動画を視聴していないということは、それすらも読んでくれていないと思った。先日の春季東東京支部大会敗者復活2回戦対芝シニア戦を前に、事前に仕入れた相手チームの情報を基に、戦い方の作戦もそのグループラインに送っていた。しかしベンチ内で「グループラインにこういう攻め方をしようと送ったでしょ?」と、とある選手に聞いてみたら「読んでいない」と返って来た。だから毎週の試合の総評も同様に、読んでくれていない選手がいるということだ。スコアを見て、自分の記憶も辿りながら1イニングごとに振り返っているので、3000字~4000字に及ぶ。長文になって「ウザイ」と選手達に思われたとしても、「これで1つでも多く勝てるなら」という想いで、通勤電車の中を利用しながらスマホの充電を減らしている。
「俺も頑張っているのだから、お前らも頑張れよ」とは言わないが、「ちょっとはこっちの身にもなってくれよ」と思ってしまう。
昨日、小学2年生のウチの息子が練習試合で先発した。前日にカミさんが「何か教えてあげて」と言うのでシャドウピッチングをした。しかし結果は良くなかったそうだ。そりゃあ前日にシャドウピッチングをしたくらいで良いピッチングが出来るくらいなら、みんなプロ野球選手になれてしまう。まだ小学2年生なのだから出来なくて当たり前。むしろ先発して投げさせてもらえるだけ有難いと思わなければいけない。だけどやっぱり側で見てあげられない自分がもどかしい。私が唯一、息子の力になれるのが野球のハズなのに、それすらも満足に寄り添ってあげられない。「はは大好き、ちち大嫌い」と毎日言われて当然だ。でも私は東京和泉シニアの監督としての責任がある。選手達の入団式の日に必ず言っている。「チームに何かしてもらおうと思うのではなく、あなたがチームの為に何が出来るかを考えて下さい」と。だから私は、監督という立場で東京和泉シニアの為に何が出来るかをいつも考えている。我がチームに入団して来てくれた選手達に、野球の楽しさを伝え、野球を通じて何かを学び、将来社会を生き抜く人間力を育む環境を提供すること。格好よく言うとそれが私の使命だと思っている。使命とは「使う命」と書く。私の命はそれに使う。
ミーティング後にグラウンドインして行った、ゲーム前ノックの様子が今までと少し違った。私の話した意味を少しは理解してくれたのだろうか?やっぱりやろうとすれば出来るのだ。停滞する現状を打破したいと願い、何かを変えようとすれば人は変われる。それは想いの強さだ。熱量だ。秋季大会敗戦以降すぐに変われていたら、今日の姿は無かったのではないのか?あの熱量で毎週ノックを受けていたら、今日の東京和泉シニアは圧倒的にレベルアップ出来ていると思わないか?今日と明日ではそんなに変わらない。でも今日と2ヶ月後だったら大きな差になる。今までと同じ熱量で残り2ヶ月を過ごすのか?意識を変えて2ヶ月を過ごすのか?選手達によく考えてもらいたい。