2026年3月29日(日)
オープン戦 対浦和中央ボーイズ @浦和中央ボーイズG 0対4 ●
この度の週末は浦和中央ボーイズさんと初めてオープン戦をさせて頂いた。もともと千葉北シニアさんとオープン戦の予定だったが、千葉北さんが公式戦が入ってしまったということでオープン戦不可となってしまった。急遽受け入れて下さった浦和中央ボーイズさんには感謝の気持ちでいっぱいだ。とっても素敵なグラウンドで野球をさせて頂いて、山田監督さんから「下級生も含めて今後ともよろしく」とお言葉も頂き、この度のご縁をまた大切にしていきたいと思った。
この度は二手に分かれて活動を行った。3年生とその他下級生8名で浦和中央ボーイズさんへ、残りの1・2年生はとある高校のグラウンドをお借りして練習とした。新1年生の本格的な活動は4月4日からとしているが、もう既に積極的に参加してくれている子が多く、早期から練習していることが彼等の最後の夏に好影響が出る気がして楽しみだ。とはいえ新年度からは新3年生16名、新2年生16名、新1年生21名の計53名での活動となる。専用球場を持たない我がチームとしては活動場所の確保が現在の最重要課題。もはやこれまで使用してきたグラウンドだけでは活動がままならず、高校や大学、社会人チームなど、口の聞けるところには手あたり次第あたっている。当分の間は二手に分かれて活動することとなるだろう。
そうなると指導者スタッフのコミュニケーションもこれからより意識しないといけなくなる。これまでは全学年が同じグラウンドで活動していたので、スタッフも全員同じ場所にいた。だから毎週グラウンドに行けば会うことが出来たし、いつでも話しをすることが出来た。しかし毎週のように二手に分かれて活動するとなると、下手をすれば何ヶ月も会えないなんてことも起き兼ねない。毎週毎週顔を合わせて話していても、「俺はこう思ってた」「自分はこう思っていました」と、ズレが生じてしまうことがあるくらいなのに、今後分かれての活動が増えるとなると、グラウンド内外での密なコミュニケーションがより求められる。チームスタッフに対しては「週末の貴重な時間をチームに注いでもらっている」という負い目もあるし、自分自身も「せめて週末の夜は自宅にいて家族との時間を作ること」を意識していたので、「スタッフ会議」というのは極力頻度を抑えていた。でも今後はそんなことも言っていられないなと感じる。リモート会議でも良いから、皆で情報共有する場を頻繁にしていかないといけない。嬉しい悲鳴なのだが、「チームが次のフェーズを迎えている」とポジティブに捉え、踏ん張りどころだと思う。
プロ野球、そして海の向こうではメジャーリーグが開幕した。毎朝のようにメジャーで活躍する日本人選手の情報が飛び込んできて心躍らされる。憂鬱なハズの朝の通勤も、どこか期待感を胸に吊り革につかまっていられる。3月27日(金)に東京ドームで行われた巨人対阪神の開幕戦には、息子が私の父に連れられ足を運んでいた。ジャイアンツの帽子を被り、昨年12月にサンタクロースからのプレゼントとして手にした浅野翔吾選手のレプリカユニフォームを着て、おじいちゃんと手を繋いで歩いている姿には、何ともホッコリさせられた。私としてはその日お客さんの接待で夜遅くまで家にいられなかったので、面倒を見てもらえるのは有難かったし、面倒見させることが親孝行にもなるかなと思った。
日曜日は息子のピアノの発表会があった。昨年はたまたま東京和泉シニアの活動が雨で中止になったので見に行ってあげることが出来たのだが、今年は行けなかった。毎日毎日練習している姿を見て来たが、なかなか難易度の高い曲で、特にまだ手が小さくて指が届きづらく苦戦。「今年はちょっと格好よく弾き切るのは難しいかもな」と心配していた。しかし、カミさんからラインで動画が送られてきたのを観ると、立派に弾いていて何だか泣けてきた。弾き終わり席を立って、昨年より少し大きくなったカラダで会場へ向けて一礼する凛々しい姿は、ちゃんと成長していることを証明していた。東京和泉の活動ばっかりで家庭のことを放ったらかしにしている私だから、健康に、そして立派に息子を成長させてくれているカミさんには感謝の言葉も見つからない。息子も息子で、「父は和泉があるから発表会に来れない」ということをちゃんと分かってくれている。家族に支えられて私の野球人生は成り立っている。一生懸命に弾いている息子の姿から、「俺ももっと頑張らなきゃ」と改めて思わされた。
やっぱり人は、何かアクションが起きた時、特に良い結果が出た時にモチベーションが生まれるのだと思う。先日、お笑い芸人でありながら映画『えんとつ町のプぺル』の制作総指揮と脚本を兼任した西野亮廣さんが、『日曜日の初耳学』で同じことを言っているのを耳にした。「夢が見つからないという子供にどう言葉をかけたら良いか」という質問に対し、「人間の感情は全てアクションの後。いま美味しいと思えと言われても無理。何故なら食べてないから。モチベーションは結果の副作用。やりたいことが見つからないのは仕入れる情報の輸入経路が変わっておらず、生活導線にキッカケが落ちていないから。足りないのはモチベーションじゃなくキッカケだ」と話されていた。本当にその通り。この度の私が抱いた感情も、「息子のピアノの発表会」という普段の生活導線の中に無い非日常的なアクションがもたらしてくれたもの。
0対4で迎えた最終回の攻撃の前に、選手達に話した。「やっぱりこういうゲームに勝つ経験をしないと熱量は上がって来ない。良い結果が出ないと自信もつかないし面白くもなってこない。君達自身で乗り越えないといけない」と。「苦しいゲームを逆転で勝ち切った」とか、そういうキッカケを選手達に得て欲しい。こればっかりは選手達自身が自らの手で掴み取るしかない。私はキッカケを拾える環境を選手達に与え続け、信じて待つだけだ。