2026年5月2日(土) 練習 @埼玉栄女子野球部G+日大二校G

 2026年5月3日(日) オープン戦 対東京北シニア @東京北シニアG 6対5 〇

             オープン戦 対浦和中央ボーイズ @浦和中央ボーイズG 2対1 〇

 2026年5月4日(月) 練習 @秋ヶ瀬G

 2026年5月5日(火) 練習 @秋ヶ瀬G

             関東連盟夏季大会抽選会 @タワーホール船堀

             決起会 @サンシャイン クルーズクルーズ

 2026年5月6日(水) 練習 @神宮室内

 

 ゴールデンウイークを駆け抜けた。2日、3日の2日間は二手に分かれて活動。4日、5日は3学年同じ活動をして、6日は2・3年生のみの活動とした。上記にスケジュールを書きながら振り返り鼻血が出そうになったが、大きな怪我人を出すことなく活動することが出来た。

 

 夏前最後のオープン戦は東京北さんにお邪魔した。同じ城北ブロックのチームで、現監督の笛木さんや現事務局長の坂下さんのみならず、前事務局長の国分さんや前監督の出沼さんの時から、我がチームは大変お世話になっている。この度は夏直前の大事な時期にオープン戦を受け入れて頂き、感謝の気持ちでいっぱいだ。しかしゲームの内容はとても褒められたモノではなく課題ばかりが残った。最終回に逆転をして負けなかったことが唯一の救い。最後まで投打が噛み合う28期生のベストゲームはお預けのままだった。

 

 一番印象に残ったのは初回に2死走者無しから先制点を奪われた場面。結果的には3連打による失点だったのだが、タイムリーヒットとなったセンター前へ抜ける打球に飛びつかなかったこと。これがこのチームの勝てない理由だと思った。確かにそれは全然届かない打球なのかも知れない。でももし飛び込んだのならグローブに当たって外野へ抜けるのを阻止出来るかも知れない。そうすれば失点は防げるのである。野手として飛び込んで捕るのは最後の手段かも知れないけど、その手段を使わずして失点を許すとはつまり全力を怠っているのと同じこと。それでは勝利の女神は微笑まない。綺麗にプレーしようと思っているのか、格好よくプレーしようと思っているのか、それは分からないけれど、全力を怠って勝てるほど「勝負」は甘くない。勝者のメンタリティーとは全力を出し尽くせるメンタリティーである。夏の大会はぜひその覚悟を持って戦って欲しい。

 

 5日は例年通り午前中に秋ヶ瀬で練習をして、夕方から夏季関東大会へ向けた決起会を30期生の歓迎会を兼ねて行った。その場でベンチ入り25人に背番号を渡したのだが、やっぱりこの作業が監督業の中で一番辛い。ベンチ入り25人を決めるということはつまり、ベンチ入り出来ない選手を決めるのと同じこと。毎年身を引き裂かれる想いだ。

 

 ソウシのおじいちゃん、故橋本光司さん(以下橋本さん)は東京和泉シニアの元副会長である。チーム立ち上げの時に尽力して下さった方だ。私が高校3年生の時、大学野球に向けて週末は練習がてら東京和泉シニアへ手伝いに行っていた。車も免許も持たない私を、毎週のようにグラウンドまで送迎して下さったのは橋本さんだった。私が大学で野球をやるかやらないか迷っていた時、「教えるのなんていつでも出来る。プレーすることを優先した方が良い」と背中を押してくれたのもまた橋本さんだった。大学野球を終えて改めて東京和泉シニアへ顔を出すと、息子の橋本光広(以下ミツ)がコーチとして手伝いに来ていた。私の2学年下の後輩にあたる。何を隠そうそのミツが現東京和泉シニアの「橋本コーチ」である。ミツは就職すると同時に一旦東京和泉シニアから離れた。

 

 それから約20年の時が経って、ミツがソウシを連れて東京和泉シニアの体験へ秋ヶ瀬にやってきた。運命だと思った。運命とは、運ぶ命と書く。亡くなった橋本さんが、孫にあたるソウシの命を運んできた。私はこの時、今度は私の番だと思った。私が橋本さんから受けた恩を、私がソウシに返す番だと。背番号18を彼に渡す時、涙がとめどなく溢れてきた。「俺はまだ何も返せていない」と思った。28期生にはまだ勝利の喜びを味合わせてあげることが出来ていないし、この夏も選手達に委ねる以外もう方法が無いのだ。またお父さんのミツにはソウシの入団後再び東京和泉シニアのコーチになってもらい、力を貸してもらってばかり。結局私はやっぱり自然と人にお世話になってしまう人間なのかも知れない(笑)。それもまた私の人徳ということでポジティブに捉えていこう!!(笑)

 

 あっという間に一年が過ぎた。昨年、27期生に決起会で背番号を渡したことが昨日のことのようだ。でもだからこそ、あの屈辱的な一回戦負けも鮮明に覚えている。何もかもを否定された気持ちになり眠れなかった夜を、この一年一日たりとも忘れた日は無い。初戦の相手は平塚シニアさんに決まった。毎年関東大会へ出場し、2024年は夏季全国大会にも出場してベスト16。チームとして50年以上の歴史を持つ強豪チームだ。試合会場も平塚シニアさんのグラウンドということで完全アウェーになる。乗り越えるには高い壁になった。

 

 毎年、我がチームのくじ運の強さには圧倒される(笑)。正直、抽選会場ではこれほどまでに毎年続けて初戦から強豪との対戦となることに少々項垂れた。だが先日、暇を持て余してYouTubeを見ていたら、2009年に放映されたテレビドラマ『JIN-仁』のショート動画が飛んできた。「懐かしいな~」と思いながら再生してみると、「神は乗り越えられる試練しか与えない」という言葉を聞いた。そのたまたま見た動画のことを思い出して、「乗り越えろということか」と、すぐ我に返った。決起会には選手、スタッフ、父兄の総勢152人が集まった。全ての人の想いを結集して今夏に挑みたい。昨夏のリベンジの時だ。橋本さんもきっと応援してくれている。
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