2026年6月14日(日)

 

 オープン戦(3年生) 対江戸川京葉ボーイズ @柏の葉公園G   7対1 〇

 オープン戦(3年生) 対千葉沼南ヤング @柏の葉公園G 10対11 ●

 オープン戦(1・2年生) 対桐生南ポニー @桐生南ポニーG 14対0 〇

 

 土曜日は3年生と共に柏の葉公園野球場へ、千葉沼南ヤングさんからお招き頂き、江戸川京葉ボーイズさんと三つ巴でオープン戦をさせて頂いた。柏の葉公園野球場は千葉県内でも有数の本格的な球場で、内野は黒土、外野は天然芝、電光掲示板とスタンドも完備されている素晴らしい球場だ。中学生があの球場でプレー出来るのはとても有難いことで、5年ぶりに九州で行われる林和男旗杯にエントリーが決まった我がチームにとって、本格的な球場で試合をする良いリハーサルにもなった。

 

 江戸川京葉ボーイズさんとはこの度初めてご縁を頂いた。千葉沼南ヤングの林監督さんからのご紹介だったが、シートノックからとても良い声が出ていて、よく鍛えられているチームだなと感心した。あれだけ声を出せるチームにはなかなか出逢わない。試合開始まで「下手すりゃこれコールド負けだな」なんて思っていたのだけれど、蓋を開けてみたらあらビックリ。1試合を通じて終始圧倒して勝ってしまった(笑)。

 

 特にソウシがナイスピッチング。投手がゲームをつくることが出来れば、今年の我がチームの攻撃力であれば大抵は勝利出来ることだろう。ゴールデンウイークの時に東京北さんとオープン戦をさせて頂いたのだが、その頃から投球フォームが良くなってきた。軸足にしっかり乗っているから課題だった制球が安定し出した。自然と「踏み出し足を着いてから回転」という基本が出来ているので打者のタイミングがズレる。「この状態なら面白いな」と思って頭の試合に初先発させてみたら、6回被安打5、四死球2、失点1で勝利投手。これだから中学生は面白い。そして歯痒い(笑)。

 

 夏の大会1回戦で平塚シニアさんに敗れた5月10日時点では、登板させられるイメージすら湧かなかったのに、たった1ヶ月で劇的に変わる。どこでその成長曲線を描くかは人それぞれで分からないのだけれど、大事なのはその瞬間が来るまで根気強く練習し続けられるかどうかだ。大抵の人間は心が折れてしまって自分を高めることをやめてしまう。現在アナハイムエンゼルスで活躍する菊池雄星投手が言っていた。

 

 「少しずつ上手くなのではなく、コツを掴むと一気に上手くなります。練習するのは上手くなるキッカケを掴む為で、そのチャンスは100回練習するよりも1000回練習した方が多くなる。努力は、ひらめく為にするんです」

 

 本当にその通り。私は「コツを掴んだ」と心から思えたのは大学4年の秋だった。もっと早くその瞬間に出逢えていたら、より練習する意欲も湧いたことだろう。でも大学4年までかかったということは、それまでの練習量が足りていなかったということの裏返しでもある。もっともっと日々の練習量を増やせていれば、コツを掴む瞬間が高校か、あるいは大学の1年生や2年生の時に訪れていたのかも知れない。

 

 ソウシはこれまでこちらが見ていて可哀想になるくらい結果を出せなかった。「登板しては四死球を連発して試合を壊す」の繰り返しで、ベンチに帰り悔し泣きしている姿を何度も見た。きっと心が折れかけたことは何度もあったことだろう。でもソウシは東京和泉の活動をまず休まなかった。苦しいハズのランニングも鈍足のクセに一生懸命走っていた。私は知っている。その積み重ねがいつか好結果をもたらすことを。そして結局はそれを出来る人間が一番強い。神様は見ている。

 

 日曜日は久しぶりに1・2年生の活動に帯同した。新チームをスタートさせて早1ヶ月。この間、私はほぼ3年生に帯同してきたので1・2年生の様子は見ていない。現在地は如何ほどか?普段見ていない人が見る方が客観的に見ることが出来てコーチ陣とも良い話しが出来るかもしれないと期待してバスを走らせた。

 

 オープン戦の相手は桐生南ポニーさん。こちらもこの度初めてオープン戦のご縁を頂いた。監督さんは謝敷正吾さんで、大阪桐蔭時代に甲子園でホームランを打った姿をたまたまテレビで見ていた。「いいバッターだなぁ」という印象を持ったことをよく覚えている。朝一グラウンドに到着すると、U14日本代表に帯同するご予定があったにも関わらず、謝敷さんが出迎えて下さった。名刺交換をしてご挨拶出来たことはとても嬉しかった。

 

 東京から126kmはなかなか遠かったが(笑)、それでも1年生の試合を含めて4試合は、選手達にとって貴重な経験となった。新チームも新たに立てた目標と目的のもと、一歩一歩確実に歩んでいけている様子が伺えて安心した。指導者会議で話しコーチ陣と共有したこと、選手達とのミーティングで話したことがちゃんとグラウンドで実践されているかが心配だった。でもそれは杞憂に終わった。

 

 夏の敗戦で「我がチームに足りていないモノ」と私が感じたことは、きっとコーチ陣も同じことを思っていたのだろう。そう感じるほど、試合中にベンチ内で選手達に対しコーチ陣が指摘している内容が私の感覚と同じだった。それでいて「楽しくやって強くなる」というチーム理念から外れていない。こんなにもコーチ陣のことを頼もしく感じたのは初めてかも知れない。選手達も行動指針をやり切ることの意味を理解しているようだった。やり切れるチームは強い。だけどやり切るには選手だけでなく、指導者スタッフにも覚悟がいる。神様は見ている。
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