2026年7月5日(日)

 

 オープン戦 対世田谷成城ボーイズ @フラワースタジアム 6対8 ●

 オープン戦 対江戸川北シニア @江戸川北シニアG 0対11 ●

 

 先週、先々週と雨に降られ、まともに野球が出来ない週が2週続いてしまったが、今週は土日共に二手に分かれて活動出来た。土曜日は3年生はTKGにて、1・2年生は秋ヶ瀬とそれぞれ分かれて練習をした。日曜日は3年生と2年生半分が世田谷成城ボーイズさんと鴻巣にあるフラワースタジアムにて3試合オープン戦、2年生のもう半分と1年生は江戸川北シニアグラウンドにて江戸川北シニアさんと3試合オープン戦を行った。

 

 私は両日ともに3年生側に帯同した。日曜日の世田谷成城ボーイズさんとのオープン戦はこの度初めてご縁を頂いた。フラワースタジアムという本格的な球場にお招き頂き、今月末から行われる林和男杯にエントリーしている我がチームとしては、良い経験をさせて頂いた格好だ。監督の勝さんとはもちろん初対面。名刺交換をしてご挨拶をさせて頂いたが、前以てホームページからどんなご経歴をお持ちの方なのかはチェックしておいた(笑)。駒澤大学野球部卒業生ということで、我が母校専修大学も加盟する同じ東都大学野球リーグご出身。勝さんは私なんかとは違って、大学でもレギュラーをはり大学日本代表選手としてアジア選手権にも出場されている凄い経験の持ち主だった。歳も私より5つほど上で、当時の厳しかった時代の話しで盛り上がった。

 

 いつも話している専修大学「商学部商業学科卒業」の学歴は役に立たないが、専修大学「野球部卒業」はこういったところでも役に立つ(笑)。それだけで私の人となりを分かってもらえるというか、「厳しい環境を生き抜いてきた人なんだな」「学生野球日本一のリーグで揉まれてきた人なんだな」と、勝手に認めてもらえる(笑)。もちろん、本当に厳しかったのだけれど(汗)。そして反対に勝さんに沢山質問もさせて頂いた。内野手ご出身ということもあり、世田谷成城ボーイズの内野手は本当に守備が上手だった。でもお話しを聞いたら毎朝ノックしているとのこと。やっぱり練習「量」には敵わないと思った。当たり前のことではあるけれど、人より優れた能力を持つ選手は決して才能だけではなくて、それ相応の努力をしている。監督に「ノック打って下さい」と自ら懇願する選手達だそうだ。そのモチベーションで練習する選手は、人にやらされてやる練習より100倍のスピードで上手くなる。そして確かな技術が身に付く。「上手くなりたい」と選手に思わせる環境を提供する。それが出来る世田谷成城ボーイズさんて凄いなって思った。

 

 この度のオープン戦で3年生に変化が見られた気がした。3年生→2年生→3年生の順番で3試合を実施。朝のレギュラークラスのゲームではピッチャーがゲームをつくれず敗戦してしまったが、3試合目のゲームは接戦をモノにして勝利した。この1年を振り返ってみても3年生が競ったゲームに勝利したのは記憶に無いくらいだ。0対0で迎えた最終回。先攻の我がチームは先頭のマエディーがレフトフライに倒れるもムッタが四球により出塁。テラチョが倒れ2死となったがパスボールとコントゥーべの四球で1・2塁とした。迎えたバッターはシミちゃん。追い込まれるもしぶとくセンター前へ弾き返し、センターが後逸する間に走者2人が還ってとうとう均衡を破った。3塁まで到達したシミちゃんは3塁側ベンチに向けてガッツポーズ。ベンチ内はお祭り騒ぎ。7回裏もカネチーとタマキの2年生バッテリーが雨の中踏ん張りゲームセット。その瞬間、まるで優勝したかのようにベンチから選手達が飛び出していった。

 

 3試合目は1試合目のレギュラークラスではないメンバーで戦う試合故に、3試合目の勝利に然程重点を置かないチームは多い。我がチームも新しい選手を試してみたり、新しいポジション、あるいは打順を試してみること、そしてレギュラー争いを活性化させるような位置づけで試合をすることがほとんどだ。だから選手達もあまり勝敗に拘りを持たないというか、熱量を上げてプレー出来る選手は少ない。それなのに勝利してあんなに喜ぶ様子を見たら、夏の大会に敗戦してからのこの2ヶ月の取り組みが、少し成果となって現れたのではないかと感じた。

 

 選手達が喜んだ理由は、「負けランを回避出来たこと」が大半を占めている(笑)。それは間違いない。夏の大会に負けてから、毎週オープン戦で負ける度に「負けラン」を実施してきた。負けることを徹底的に嫌って欲しいと思ったからだ。そして夏の大会の敗戦も含め、「どうしても競ったゲームを勝ち切れない」という現実から、チームの練習の取り組み方を見直した。チームに根付いてしまった「やり切れない文化」にもちゃんと向き合っているし、ランニングで足を揃えるだとか、サイキングアップの動きを揃えるだとか、道具を綺麗に並べるだとか、「これくらい別に良いだろう」と見過ごしてきた細部に拘って今活動している。何か昭和の野球部っぽいけど、でも2年連続1回戦敗退の我がチームが何かを変えられるとしたら、そういうことしかないと思った。

 

 たかだかオープン戦、しかもその日の3試合目の勝利で、こんなにも喜ぶ選手達を見て私が想ったのは、「やっぱりこうじゃないといけないよな」だった。日々練習して、苦しんで、乗り越えて、そして勝利して喜びを爆発させる。選手達自身が「勝ちたい」って本気で思わなきゃ勝利の女神は微笑まない。ずっと感じていた3年生に足りないモノ。これまで「熱量」って表現していたけど、それが初めてグラウンドに溢れた気がした。ハッキリ言ってそれを引き出すのが「負けラン」だろうが何だろうが別に何だって良い。選手達が心底勝ちたい、負けたくないって思ってくれるんだったら、その方法は問わない。でも1試合目の6対8の敗戦。1敗に付つき10本プラス点差分、つまり12本のインターバルは今週ももちろん走ってもらう(笑)。

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