2026年8月16日(日)
オープン戦 対足利シニア @足利シニアG 1対4 ●
土曜日は現高校3年生である東京和泉シニア25期生が6名、「高校野球終わりました」の報告に来てくれた。みんな身体が一回りも二回りも大きくなり、逞しくなって帰ってきた。親御さんから差し入れを沢山頂いただけでなく、現役中学生の練習を少し手伝ってもらった。
卒団生ってどうしてこんなに可愛いのだろう。グラウンドに顔を出してくれると堪らなく嬉しくなる。「大学で野球を続けます」という選手が幾人もいて、それもまたとても嬉しかった。大抵は高校野球でお腹いっぱいになり過ぎてやめてしまう選手が多いのだけれど、「まだ続けたい」と思うほど野球を嫌いになっていないということだ。こんな言い方は失礼に当たるのかも知れないけど、上から目線的な言い方では決してなく、純粋に高校の指導者の方々に対して感謝申し上げる次第だ。
そして1年生はこの日、志木シニアさんと初めてオープン戦を2試合行った。8月30日(日)から開始の秋季東東京支部大会がスタートすると、なかなか1年生だけでオープン戦を組む機会をつくることが難しくなるので、暑いなか日曜日との連戦になることは分かっていたが、試合経験をより多く積めることと、そして志木シニアさんと新たなご縁を頂けることを優先させてもらった。
今年は1年生が入団してから数多くのオープン戦を行えている。その理由はやはり21名の選手が我がチームに入団して来てくれたからに他ならない。学年単独で活動出来ることがどれだけ幸せなことか。1学年9名だった25期生のことを思えば、どれだけ活動の幅が広がっていることだろう。私は25期生が中学生の時に約束した。「東京和泉シニアをより良いチームにすることで君達の敗戦に報いる」と。そして「君達が胸を張って東京和泉シニアの卒団生であることを誇りに思えるチームにする」と。久しぶりに訪れた東京和泉シニアは、25期生達の目にどう映っていたのだろうか?
日曜日は足利シニアさんとオープン戦を行った。東京から約90キロ強。足利シニアさんのグラウンドにて1・2年生各2試合ずつ、計4試合させて頂いた。お盆休み渋滞に巻き込まれることを覚悟した上で、今年もこの週にオープン戦の依頼をさせて頂いた。足利シニアさんとこの秋季東東京支部大会直前にオープン戦をさせて頂くことを、私の中で1つのルーティーンにしている。足利シニアさんは、今年の春夏2季連続で全国大会に出場している強豪チームだから、力のあるチームと対戦して学ぶことももちろんなのだが、とにかく選手達に元気があって、監督・コーチ陣も一緒に声を出しベンチが一体となって戦うチームで、私は中学野球チームの1つのお手本のようなチームだと思っている。そのベンチからの圧力やプレッシャーを受けながら戦うのは、公式戦へ向けて良いリハーサルになると思っているのだ。
事実、我がチームは序盤にそのプレッシャーを感じて、これまでのオープン戦ではあまり見られなかったミスが重なり、どこか余所行きの野球になってしまっていた。本番ではもっとプレッシャーがかかるが、それに近い感覚を味わうことが出来たのではないか?結果、その序盤の失点が響き1対4で敗れてしまったが、私としてはそこまでネガティブな印象は持っていない。そのプレッシャーの中で試合が出来たことが何よりもポジティブな要素だし、こと「攻撃」ということに関して言えば、得点には至らなかったものの、我がチームも1試合を通して終始相手にプレッシャーを与え続けることが出来ていたのではないかと思う。
今年のチームは「3年生と比べるとちょっとバッテイングが弱いかなぁ」と思っていたけれど、ここへ来て状態が上がってきているように感じた。相手がプレッシャーを感じるのはヒットやホームランを打つことだけではない。空振りやファウルにしたスイングの強さと、そしてそのスイングに気持ちが込められているかどうかで、相手が感じるモノがあるのである。そしてそれはやはり練習の積み重ねによって得られる力だ。毎日想いを込めてバットを振り続けた者にのみ宿る力。私が3年生と活動していた時も、コーチ陣と共にちゃんと積み上げて来られていたのだと思う。その成果をとても感じた試合内容だった。
足利シニアさんとは前任の島崎監督さんの時から頂いたご縁で、この度も久保監督はじめ、前田事務局長さんにも快く迎え入れて頂き感謝の念に堪えない。選手はもちろんのこと、私も足利シニアさんから沢山のパワーとエネルギーをもらえた気がして、お盆休み最終日に相応しい一日となった。帰りは確かに渋滞はあったが、全く動かなくなる絶望的な事故渋滞のようなものはなく、想像していたほど遅くはならなかった。
いよいよ秋季東東京支部大会まであと2週間と迫ってきた。今年は例年より充実した時を過ごせているように感じている。先々週の合宿、先週の4日連続での活動、そしてこの度の週末と、1度も雨に降られることもなく、考えていた練習やオープン戦を消化出来ている。そして今のところ主力に大きな怪我人も出ていない。ここからは試合当日にコンディションを最高の状態に上げていく「ピーキング」が求められる時期である。午前中のみの活動など暑さを考慮してはきたものの、選手達に疲れが溜まっていることも予想される。中学生はまだ自分の身体が疲労しているとか、そういうことを感じられるセンサーを持てている子が少ない。本当は自分で感じてケアする自覚と手段を覚えていって欲しいのだが、そこを指導していくのが我々の役目でもある。大会前の総仕上げ。出来る限りの準備をして大会に挑みたい。