2026年9月27日(日)
秋季東東京支部大会敗者復活3回戦 対東練馬シニア @東練馬シニアG 2対5 ●
2026年の秋季東東京支部大会は、敗者復活3回戦敗退という結果で大会を終えた。5月10日に行われた関東連盟夏季大会に一回戦で敗れたその瞬間から、新たな目標を掲げて新チームをスタートさせたが、結局その目標は達成することが出来ずに大会を去ることとなった。今夏は練習量とそしてオープン戦の試合数も例年より増やし、鍛錬と経験を重ねてきたつもりだ。また昨年までに積み上げてきたチームとしての戦い方は継続しつつ、より精度を上げることに努力した。オープン戦の勝率も例年に比べ格段に上がった。ある程度の手応えを持って大会に入ることが出来たと思ったが、結果は昨年よりも後退した。関東大会の出場権を逃したのはこれで5季連続。私が監督になってから最長タイになってしまった。
負けた時は何を書いても言い訳になるし、そして正当化になってしまうから本当のところは書きたくない。野球は勝たないと何も肯定されない。私はいつもそう思っている。でもだからと言って新チームのここまでの取り組み全てを否定したくもない。「人に認められないから自分も認めない」は、違うと思う。良かったところ、悪かったところをちゃんと反省して、また成長する為の糧とするべきだ。
東練馬シニアさんとのゲームは、内容はともかくとして気持ちと気持ちのぶつかり合った好ゲームだった。水曜日に雨により1回表裏終了時点で継続試合となり、2回表からスタートする難しい状況下だったが、我がチームに名門東練馬シニアを倒そうとする「情熱」は間違いなくあったし、そして東練馬シニアさんもそれに応えてくれた。我がチームの想いに呼応するかのように熱量を持って戦っていた。こういうゲームがしたい。真剣勝負がしたい。いつもそう思っている。それだけはこの度のゲームで爪痕として残すことは出来た気がする。「そんなの戦う上では当たり前でしょ」と言われればそれまでかも知れないが、とはいえ「気持ちを込めて戦う」って「言うは易し行うは難し」で、日々の積み重ねが無いと実現しないことだから、選手達のこのゲームに懸ける想いは本物だったと思う。
結局ゲームは大会前までに詰め切れていなかった部分が全て露呈して負けた結果になった。今季はバッテリーが強みとしてスタートしたチームのハズだったが、その投手陣の調子の波が激しく、また内野の守備力という点が不安要素だった。むしろ3年生のチームより落ちると思っていた打撃力や走塁力という点は、「秋」という時期を考えれば例年より一定のレベルに達せている印象だった。しかし強みに変わっていたハズの攻撃力も、この度のゲームでは2得点に封じられ結局守備によるミスで失点し敗退した。5回には無死満塁というチャンスをつくりながらも得点に至らず、終始チャンスをつくりながらあと1本が出ないという攻撃を繰り返し、残塁は7イニングで11を数えた。
ただ中学生のこの秋の時点で完成されたチームなど無いと思う。どのチームだって大会を戦いながら成長していくものと考えて間違いないハズだ。まだまだ課題や不安要素を残して大会に入るのは分かり切ったこと。トーナメントを勝ち進んでいく過程の中で克服し、強くなっていくしかない。そう思っていた。「春季全国大会出場」という目標達成のXデーは10月25日(日)のハズだった。それよりも約1ヶ月早く敗退となってしまったので、予定よりもだいぶ長い冬になってしまうけれど、来年の春季東東京支部大会を迎えるまでの約4ヶ月半。今大会で出た課題を克服すること。そして各個人がしっかりとレベルアップをして今度こそリベンジを果たせるように、また気持ち新たに頑張りたい。
そう言えば先週に引き続き宮本慎也さんが東練馬シニアさんのグラウンドにいらしていた。試合を観てソラの欠点に気付いて下さりまたご指導頂いた。ソラの投球フォームが何処か連動していないように見えていたのだけれど、宮本さんの指摘で凄く腑に落ちた。やっぱりレジェンドはさすがだ。また天上人が私の住む下界に降りて来て下さった(笑)。
もう亡くなられているけれど、神宮球場の警備を担当する会社である日本総業株式会社(現ヒトトヒト株式会社)の社長だった樋口丸人さんという方が、ご自分の下の名前をとって「まると会」というゴルフコンペを毎年開催されていた。参加者は主に神宮外苑に勤めている方や、ヤクルトスワローズの選手を中心としたプロ野球選手が多かった。そのコンペの発案者だった私の父(東京和泉シニア会長)も当然毎年参加していたのだが、当時現役バリバリだった宮本慎也さんと、そしてニューヨークヤンキースで活躍していた松井秀喜さんと、クラブハウスで一緒になった時の話し。その時のスリーショット写真は今も実家に飾られている(笑)。横で二人の会話を聞いていた父(東京和泉シニア会長)が、家に帰って来るなりその内容を私に教えてくれた。宮本さんが松井さんに「ペドロ・マルチネス(主にレッドソックスなどで活躍し、サイヤング賞3度受賞のMLBにおける伝説の名投手)ってやっぱり凄いの?」と聞いたそう。松井さんは「凄い。同じ腕の振りで内に入って来るボールと外に逃げていくボールを投げ分けて来る」と答えたという。それを聞いた私は思わず「天上人の会話だ」と言った(笑)。多分20年くらいの前の話しだけど、そんな方に今この瞬間教えを乞うていると思うと、ドキドキと鼓動が鳴り45歳のオッサンが純粋な野球少年に戻ったような感覚に陥る。この度の宮本さんからのご指導も、来春・夏に向けて大切にしたい。
いや~、しかし分からないな~。部員も増えて、チームが活気づいてきて、協力的な人も増えて、コーチ陣も一生懸命に取り組んでくれて、私が監督になった10年前から比べたら相当良い活動が出来ているように感じるのに、なのに結果が伴わない。「勝利出来ない」ということは、私が「良い活動が出来ている」と思うのは錯覚なのか?誰のせいにもしたくないし、環境を言い訳にもしたくない。でも負けるのには必ず原因がある。また今日から悩んで、悩んで悩んで、勝つためにどうするか?必死になって考えていきたい。