一戦目を落としてしまい気持ちが乗らなくなってしまったのか、昼休憩を挟んで気持ちが緩んでしまったのか、二試合公式戦を戦う緊張感を維持する心のスタミナが無いのか、その全てが当てはまると思うが、あまりにも心の無い試合をしてしまった。これは昨秋の反省で「心を燃やして戦う」ということを一つ大きな課題として練習に取り組んできたつもりだ。しかしここでもまたただ淡々と試合を消化しているだけになってしまった。どうしたら選手の心を変えられるのだろう。今の二年生はずっとどこか冷めている。せっかくの交流大会で公式戦として位置づけられる大会なのに、どうしてあんなに燃えないのだろう。あのような試合の臨み方では得るものが何も無くなってしまう。野球の試合の流れや技術的な反省をする以前の問題である。だって全力を出し切れていないのだから。力を出させてあげられないのは私の責任なのかも知れないが、一発勝負のトーナメントの怖さを知らな過ぎるし、野球を甘く考え過ぎている。それを伝えたくて毎週のように話をしているつもりなのだが、いつ気付いてくれることやら。