1234567TOTAL
狭山シニア00101013
東京和泉リトルシニア100040×5
狭山シニアの皆様、1年生とのオープン戦も含めてありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。

 序盤、相手投手が低めに集めて緩い球を打たされなかなか突破口を開けずにいた。決して球速のある投手では無かったが投球のテンポとコントロールが良く、特にチェンジアップが低めに制球されて打ちあぐねた。1点を争う展開となったのでバントのサインやランナー3塁でのゴロゴー勝負の指示を多く出したように思う。前日の1ヶ所バッティング練習で練習したカタチをいきなり出来ることになり良い機会だと思ったのだ。結果内野ゴロを打てなかったり、バントのサインを出していても四球になったりして理想としているカタチでの得点とはならなかったが、やはり大会で1点を争う場面でバントや走塁といったところがカギになることを再確認出来たように思う。

 この試合は今までのゲームに比べると少し守りのミスが多かった。先週の新座市長杯からこの3連休にかけて疲れも溜まってきているのも原因の一つだろう。そんな中先発した1年生投手はよく投げた。入団して初めて6イニング続けて投げさせたが最後まで制球が乱れることもなく、1つ上の学年相手に立派にゲームをつくったと言える。ただ、初回の入りが良くなかった。先頭に中前安打で出塁されたのは仕方ないにしても、次の打者に0-3とし1-3とはしたが次の投球でボールと判定されておかしくないボールを投じてしまった。たまたまストライクと言ってもらえたので初回を0点で切り抜けられたが、あれがボールとなり四球で無死1・2塁となってしまっていたら、全く違うゲーム展開となっていたかも知れない。3番に送られ、4・5番で先制適時打。2対0とリードされてあの投手だと追いかけるのは苦しい。「点をとりたい、打ちたい」と思えば思うほど術中にハマるような投手だったからだ。野球とは怖いものだ。あの1球がストライクになるかボールになるかで勝ち負けだ。もちろんその後のクリーンアップを抑えられるのだから1年生としては大したものなのだが、むしろあれをボールと判定してもらって四球を出し、先制点を奪われることで負け投手になった方が学べたのかも知れない。それくらいあの初回の無死1塁からの四球は最悪である。四球を出さないにしてもストライク先行させなければならない。ボールが先行すると盗塁やエンドランなど仕掛けるチャンスを余計に与えてしまうからだ。最初にストライクをとられると責める側はバントという選択肢しか無くなってくる。ボールの投げられるカウントでエンドランは仕掛けづらいし、外すことも出来るから盗塁も仕掛けにくくなる。バントさせてアウトをもらい1死2塁とした方が守りやすいし、タイムリーを浴びたとしても1点で済む。やはり投手は基本はストライク先行というピッチングが勝利への近道だ。

 少し全体的に疲れが溜まってきたのか動きが重く、ベンチ内の活気も今1つ無かったように思う。でもそれもある程度想定内だ。今週からの強化練習期間でバント、走塁、牽制、挟殺、投内連係など細かな部分を再確認しながら徐々に身体への負荷を減らし、疲れをとって万全な状態で27日をむかえられるように調整していきたい。来週また蕨シニアさんとのオープン戦が組まれているので、そこでまたしっかりとしたゲームが出来るようにしたい。

 

ページ最上部へ戻る